躰道シーラカンスの整体体操

躰道を人生の道連にできるよう、健康体力の保持を願い「谷式健康体操」は、45年前初代祝嶺先生より許可、考案 20年で集大成

躰道シーラカンスの整体体操 No.26

2012-12-22 | 武道護身

12月21日(金)午前は、入間市黒須公民館、健康体操サークルの指導、前日の狭山コミニティーと、午後の所沢市武道館、躰道健康体操の各サークルは、共に同じ、1年間の締めとして整理体操「心身のストレスを解消する呼吸整体法」この 3団体は、今年度の稽古納めになり、この一年、暑さ寒さにもめけず、体操に参加して頂いたことに、感謝を申し上げ、良いお年を迎えて下さるよう、締めくくる。

中高年から、85歳の高齢の方も、数名おります、私を信じて、良く動いて下さる姿を見て、感動を覚えることが、多々あります。私も精進し、できれば80歳迄は、躰道の実技が出来ればと思う。

現在男性の平均寿命79.55歳、健康寿命は70.42歳、女性は73.62歳、厚生労働省が算出、この健康寿命を平均寿命に、少しでも、近ずけて行ける様、社会に貢献できればと考えています。

午後は、車の運転免許更新の為、高齢者講習会、70歳からは、この講習を終了しないと、免許の更新が出来なくなり、二回目の更新になる。
飯能自動車学校で受講、1時30分から4時30分の3時間、受講料金は6000円、高齢者の交通事故が多いとして、行なっているそうだが、年齢とはあまり関係性が無いように思います、スピードの出し過ぎ、酒酔い運転、精神や体調の不安定が、事故多発の原因ではないですかね。 

高齢者でも、精神の安定と体調を整え、無理しないよう注意すれば、安全に運転が出来ます、直接事故に結びつける事の、無いように願いたいものです。

参考までに、講習予備検査結果は、3年前と比べて、左目の視力1.0が0.8に低下、アイパッドで目の疲れ?右目は前と同じで1.2、両眼で1.0。
今回もメガネ無しで、免許の更新が出来そうだ、動体視力とブレーキ反応時間0.50秒で、やや優れていると評価、前回と同じで先ず安心。

21世紀への武道して、創造された躰道が、この健康体力を如何に維持出来か、試されている一面でもあると思います。

谷式健康体操
NPO法人正しい運身で転倒防止を進める会

 

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躰道シーラカンスの整体体操 No.25

2012-12-20 | 武道護身

全日本躰道選手権大会、選手、各役員の皆さん、お疲れ様でした。当日は、全国的にも少々寒さも和らき、大会を応援してくれた様な気がしましたが、如何でしたか、私も東北の生まれで、この時期の寒さの厳しさは、骨身に浸みて知っています。本当にご苦労様でした。

又、埼玉県を代表して、大会に臨んで頂いた、選手の皆さんも、お疲れ様でした。勝負は時の運も、重なることが多くあります、しかし、目標に向って、練習を重ねた実技は、身に就いてまいります、めけずに頑張って参りましよう、人生の勝負は、最後になって見なければ、わからない事が多くありますが、競技は又、次年度を目指すことが出来ます。

当日、埼玉県も寒さも和らぎ、狭山道場の練習は、正拳の引き手の基礎から始める、肘を引く前に、拳は180度の2/3、120度の回転を終えた後、1/3 の60度の回転で肘内弦に集め、脇下の定位置に拳を引く、左右繰り返す。                                                                                  極め技としての正拳突きの妙技は、正確な引き手にあり、力やスピードだけに、頼ることの無いようにして頂きたい。

躰道が重視する、内功面(経絡)から、外功の躰技に移行する、この動作は、腕の内側(肺経、心包経、心経)の経穴を刺激すること、相手との攻防の防ぎ手として、効果を得られることを話した後、正拳突きと防ぎ手を入れた、左右え字の逆突き、引き手と防ぎ手を意識して行う。

四方帆立構えを繰り返し、起発起体の感覚を、体得してから運足ハ法、双手下段払いから四方二前蹴り、最後は天制の法形、最年少の会員、真崎よしひこ君は、マットで前転の練習。

 
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躰道シーラカンスの整体体操 No.24

2012-12-15 | 武道護身

12月13日(木)今月も半ばが過ぎ、寒さも厳しくなってきましたが、皆々様、ご機嫌いかがでしょうか、庭先の一本の山茶花も、2~3の花が咲きはじめました、今年も蕾みがいっぱいつき、赤紫の花で、埋めつくされそうです。

11月は、胸部の歪みを取り除く、整体体操と腹内弦を重点に行ってきましたが、今月からは、1年間のストレス解消と疲労回復に重点を置き、各健康体操サークルとも、心身のストレスを解消する、呼吸整体法に入ります。

一定のストレスは、生き甲斐として、心身の働きに良い効果を、もたらすと言われていますが、過度のストレスは、ガン、脳卒中、心臓、うつ病等、万病の元と考えられております。 百薬の長と言われる、お酒と似てますね。
私も20年余り経験しましたが、腰痛等は代表的なものだと思います、このストレスとの係わり方、そして、つき合い方を研さんし、二人組みでおこなう、呼吸整体法を考案し、毎年12月は、この整理体操で、一年を締めくくることにしております。

4年前、読売新聞に記載された一部分で、東大名誉教授、小林寛道氏(生涯スポーツ健康科学研究センター)と各種学校が共同研究し発表したものですが、30年前、私が考案した呼吸整体法と類似しています。

今日の午前は、所沢市中央公民館、健康体操サークルの指導、ストレスと心身の係わり又、病いの関係を説明して、二人組みになり呼吸整体に入る。一人はうつ伏せでリラックス、もう一人は脇に座り、2~3の方法でうつ伏せの方の、ストレス状態を、確かめることから始める。

分かりやすい肝臓、胃、腎臓の位置を確認しながら、手の平で軽く押させ、違和感の有り無しを、互いに確かめ合い、異常の有り無しを確かめて、呼吸整体に入る、時間は、説明しながら30分程で終わり、交代して行い1時間程で終了。 体が軽くなったところで、胸郭、背骨の胴体を重点とした、整体体操を20分程、ストレス状態の身体は、極端な話し、冷凍マグロが解凍マグロに、変わる程の状態になり、心身が柔らぎ、楽しそうに帰って頂けた。

午後は、所沢市椿峰コミニティセンター健康体操サークルの忘年会、12時30分から始まり、私と家内二人で出席させて頂いた、体操の会場と違い、皆さん最初からリラックスし、いろいろな話しが出るので、何時ものことながら、私達も勉強になるとこが多くあります。今月から体操サークルの忘年会、新年会が多くなり、運動不足にならない様、注意しなければと思います。

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躰道シーラカンスの整体体操 No.23

2012-12-12 | 武道護身

12月9日(日)全日本に向けて埼玉県は、午前中から各競技の最終調整を団体ごとに実施し、午後は、2時から団体実戦の総仕上げを、越生高校武道場で行った。

埼玉躰道としての心構えを伝える、先輩達は何度も総合優勝してきたことなど、決して勝ちを焦る事のなく、品格を以て、正々堂々と競技に臨むこと、普段の練習が100%出すことが出来るよう、体調を整えることなど話し実技に入る。

それぞれ、午前中から各団体で、練習して来ているので、準備体操を省き実技に入る、正拳の引き手の正確性、構えの添え手の出し方、防ぎ手等の基本、実戦競技では、中段構えに崩れや、乱れが出ないよう、四方帆立構えを何度も繰り返し、起発起体を体得したところで、運足ハ法。

又、前後に向きを変え、双手を胸部深く集めて下段払い、前蹴りに続ける、前後に向きを変え二前蹴り、蹴り足はスローで行い、腰内弦の強化と引き足を意識し、全身のインナーマッスル強化。 

極め技は、0.2~3秒の速度の海老蹴りから旋状蹴り、 卍蹴りの三連動、原態復帰まで左右繰り返す、初動の動きが早く出来れば、二連動、三連動に加速が加わり、より正確な極め技を体得できる。

最後は、誘導間合いから即、相応間合いに入り、相手の技に対応、応変風靡で、後の先の技で極める、何度も繰り返し、選手の皆さんに、その感覚を体得し、自信を持つよう指導させて頂いた。
今年も、県の代表選手は、大学生が主で、一般の会員が少ないのが残念だ。
何時もの事だが、この状况を打開しなければ、躰道の発展に、繋がなっていけないと考えている。

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躰道シーラカンスの整体体操 No.22

2012-12-08 | 武道護身

12月2日東京武道館に於いて、第46回全国学生躰道優勝大会が行なわれ、 学生諸君の勇姿を目にして、良く練習して各競技にのぞんでいる姿を見て安心しました。
躰道の目標とする、三次元の空間での攻防を良く思考し、真の躰技の動きに近ずいている様に感じました、工夫、創造、体得と私自身も心して稽古又、指導して来ました、祝嶺先生のお話しには、体力は29歳までは鍛えられる、それが一生の体力となることを話して下さった、皆さんも頑張って続けて下されば幸いです。
躰道の勝敗は「躰道五条訓」を日常の生活の中で、如何に培っているかが、勝負を決めます又、その様に在るべきと思います。

貼り付けの写真は、3年前フィンランド躰道協会の依頼で、愛知県躰協の山本清隆ハ段範士と渡航、へルシンキ大学体育館に於いて、指導者研修会での指導、参加者70名余り、3日目最終の指導は、日本の武道は、礼で始まり、礼で終わると、格言の様に言われて来ているが、現実はなかなか難しく、失礼することの方が多くあり、しかし武道を志す者、その状况を、乗り越えて行かなければならない、その旨を良く話す。

上に貼り付けた写真の様に、障害物があっても、礼儀を尽すための実技、気は下丹田に落とし、臍下丹田に集め、腹内弦を締め、いろんな障害物があっても、礼が出来るよう呼吸法の指導。躰道の座礼は、型もだいじだが、心をこめることも、直、大切と思うしだいです。継いでになりますが下記の日程で指導させて頂きました。

1日目は、躰道概論に多く引用されている、経絡(経穴)と経絡十二経と胴体前(任脈)背後(督脈)の二脈合わせて、経絡十五の経について、経絡体操を合わせ、足の胃経、碑経、腎経、膀胱経等、又、手の大腸経、小腸経、肺経、心包経、三焦経等のストレッチ体操を入れながら理解して頂くよう指導。 通訳して頂いたエーロ君も、経絡の勉強をしていたので、参加した指導者の皆さんは、理解が出来た様だ。
認識が出来たところで、上、中、下段の構え、点足と踵を支奌に前後に向きを替え、足の経絡(脾経、肝経、胃経等を調整)中段帆立構えを繰り返す、丹田呼吸を合わせ、四方帆立構えを連動で行ない、手からの経絡、添え手、本手の心経、心包経、大腸経等の内功から、起発起体の外功へ、心技一体の躰技に移行していく、感覚を体得するよう指導する。
2日目の指導は、経絡の刺激と調整を取り入れた、二人組みでの天地返しの崩し技、女子の指導者達も、力なしで出来るので、楽しみながら繰り返し練習していた。
この日は、フィンランド日本大使館より、渡辺一等書記官が参加して下さり、私が相手させて頂きました、いろんな武道の有段者で、受け身も巧く、理解して頂くのに容易であった。
躰道も世界の武道を目指す為には、他武道との係わり方の、必要性を知るべきと思うしだいです。
後記になりましたが、躰道を通し日本文化の一端を伝えることが出来たのは、堪能な日本語を話す、エーロ君の通訳のお陰と感謝しております。

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躰道シーラカンスの整体体操 No.21

2012-12-04 | 武道護身


「21世紀への武道」躰道草創期より活躍された両氏のご冥福を祈ります。貼り付けの写真は、昭和36年、県立伊東高校体育館建設チヤリティー演武大会後の記念撮影。

前列右の稽古着姿は、10月半ばに亡くなった、故中島章晧範士前日躰協会長、右上三列目、少々太めの藤丸世界躰道連盟会長、右隣りは今月27日に亡くなった、故谷口興一前日本躰道本院最高会議議長、謹んでお悔やみ申し上げます。

玄制流空手道から「21世紀への武道」躰道へと貢献して下さった先輩の方々、人の生死は、如何んともし難く残念でなりません、ご冥福を祈るばかりです。合掌

東京医科歯科大学空手部、伊東道場会員と関係者の皆さんです。医科歯科大の自現攻防(今の展開競技の元祖)、順位不動だが、中でも戸叫さんの型の華麗さには、感嘆した思いが今でも、私の心に殘っています。 


この演武大会は、伊東道場故山田晴康先生が主催し、右前列3人目は、最高師範、隣りは山田晴康先生、剛柔流荒川師範、浄円寺の石黒先輩、二列目、中央の黒の稽古着姿は私です。

 

最高師範の演武は、バク宙を入れた四十ハ手の型、山田先生は櫂棒、荒川師範はサイ術の演武、初めて覚える感動だった。

この時より公相君大の型の演武は、55年間の現在に至るまで、数えて百数十回を越える演武を行なうことになり、私なりに、この型の通称になった人物像まで、描ける様になって来たことは確かです。

 

今から6年前、奇しくも祝嶺先生の兄弟子であった、85歳の老師、比嘉清徳先生(沖縄古武道協会会長)に会うことに恵まれ、岸本祖考先師と公相君の話しを聞く事ができたことは、私の武道人生のなかで貴重なものになった。一年後にお亡くなりになったことを人伝に聞きました。

 

 
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躰道シーラカンスの整体体操 No.20

2012-11-26 | 武道護身

今年度、3回目の埼玉県昇級昇段審査会は、11月25日(日)今日、9時30分より越生高校武道場で実施した。学科試験から始まり、実技は法形と相対、審査の終了は12時、毎年、今の時期の審査は、寒さで受審する者も大変だが、審査している、私も手足が冷たく感じてくる、今日は例年に無く暖かく、受審者もリラックスして審査に臨んでいた。

今回の審査で印象に残ったのは、少年少女上階級の部と高校生、実技のみに、走りやすい年代だが、座位、立位の立ち居振舞いの良さ、又、体気を下丹におとしながら正座する者も居て、体気を意識した、躰技の表現が出来て来た様に感じる。
県内の指導者も、体気九法を理解して来た様だ、ここ迄来るには、長い道程で有った様に思う又、経絡(経穴)を理解し上、中、下の構えが出来る迄には、少々の時間が掛かりそうだが、期待が持てた。

午後は、狭山道場の指導、準備体操の中に、体気九法の呼吸法を取り入れ、体を温め、実技は、正拳の引き手の重要性(正拳突きの逆回転で脇を締め、肘内弦で引き寄せる)不動立ち、引き手を注意して正拳突き、防ぎ手を入れ、左右、え字立ちの突き、この二動作を繰り返す、途中でストレッチ大腿四頭筋とハムストリング、足首のリラックス。

中程では、体気下丹に落とし海老蹴り、この呼吸法が出来たところで、交足から海老蹴り、卍蹴り、旋状蹴り、の三連動をゆっくり左右繰り返す。                                                                                                          一息入れ、旋体の法形、今日も良く身体が動いた、二ヶ月後は75歳、元気に産んでくれた、両親と師に感謝、感謝の日々です。 

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躰道シーラカンスの整体体操 No.19

2012-11-22 | 武道護身
玄制流から躰道へ変わる一年前の、全日本玄制流空手道選手権大会。開場は東京都練馬区米軍基地グランドハイツ、競技は実戦組手と型の2種目、写真の前列は、入賞した選手、静岡県勢と東京医科歯科大学や福島医大等の顔ぶれが見てとれる。

NPO法人副会長大川公男教士、北海道躰道協会 会長八木先生や祝嶺の型研究会 森田 旭師範など、二列目は、祝嶺最高師範、山田晴康先生と当時の師範の方々、皆さんの先輩さん達ですね。

後方は祝嶺先生を囲んで、大会実行委員や各役員の面々です。此の頃は、各空手道流派に追い付け、追い越せと指導者を中心に、技の工夫と研鑽だけでなく、一致団結して媒体拡充に奔走し、最も攻防の実技が創作された次代でした。

埼玉県の私の所では、神社仏閣の境内等を拝借し、一年半程で入間、川越、狭山(狭山市躰道協会)、所沢(所沢市躰道協会)各市と会社のクラブ、五っの道場を開設、後半には東村山道場(東村山市躰道協会)の開設。

又、他流派の空手道場を訪ね廻り、埼玉県空手道連盟を立ち挙げ途中で、玄制流から躰道と変わる事になるが、今だに入間市空手道連盟には玄制流の名が残っている、 会社の勤めと空手の指導と良く身体が動いてくれた、26歳まだ若かった。

これらの行動力は、私だけで無く、あの時代の師範や指導者は、皆闘志に燃え立っていた。玄制流が躰道へ脱皮したと言って、過言ではない程の情熱で有った事を思い出す。実戦競技には、点足や交足等が見受けられ、相応間合から誘導間合を取る者も出て来た。
昭和39年、第10回玄制流日本空手武道協会本部が主催した選手権大会は、この大会で終了となった。奇しくも選手宣誓は、私が行ない競技は、実戦組手に出場、2回戦で敗退、同門の後輩、教えた技で私を倒す、倒れる一瞬をカメラが捉え(その写真は今でも手元に保管)複雑な心境で有ったが、指導者として、自信が持てる様になった事は確かです。

 

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躰道シーラカンスの整体体操 No.18

2012-11-16 | 武道護身

 1971年第6・7回の全日本躰道選手権大会に於いての特別演武、はじめての「躰道と剣」相手は加藤賢司五段錬士、間合は剣に対し、少々距離を離しての相応間合「体気下丹」の帆立構え、相手の袈裟斬りに対し、上半身を変化し、旋状蹴りの極技から原態復帰。

此の時の演武は、五法の呼吸法で行なった、無気有体から球気背抜の2動作、体気下丹(上記の写真)、体気上丹は、自然体(向応向体)で立ち、背後からの抜き打ちに対応し、伏敵で躱し半月蹴り、此の時、己れの心は空にして、後方の相手の気配を感じとる。
最後は球気集包、4~5メーター距離を離し対峙し、相手は右八相の構え、私は球気を膻中に集めた帆立構え、間合を測り双方一気に、間合を詰め、限度間合から相応間合に入り、上段から斬り込んで来る、相手の剣の手元で体を躱し正拳逆突き、同時に足払い相手を崩し、崩れに乗じ剣の柄元で奪い取る。

因みに躰道では、この「躰道と剣」は、大会実行委員の依頼で、私が考案した、初めての演武です。

体気九法の実技は、1999年8月スエーデン躰道協会より、還暦の祝いで招待を受け、ストックホルムの道場で3日間の指導。オランダやフインランド等、近隣の国々の指導者や会員も参加し、真剣な目差しで講義や実技に応じてくれた。

体気九法の実技は始めての事で、躰道の奥深さに感心していた。躰技は、無謀な体力で無く、飽く迄体育として行ない、知育と合俟って、真技が生じることを話す。

上記の写真は、42年程前にさかのぼるものですが、場所は千駄ヶ谷体育舘、7000人余りの観客、客席は程んど埋め尽された、此の状態は3年間程続いた。

大勢の観客者の中又、関係者の中で、ビデオカメラで撮影され、保存している方が居りましたら又、知り合いの方、ご連絡頂ければ幸いです、是非ご連絡下さい、宜しくお願いし致します。

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躰道シーラカンスの整体体操 No.17

2012-11-14 | 武道護身

11月13日(火)午前は、入間市東町公民館健康体操サークルの指導、このサークルは、32年前、知り合いの市議会議員さんの口添えで、講座を開催して頂き、その受講生の皆さんが、サークルを結成し、講師依頼を受ける形に成り、今でも継続され指導をしている。

体操は、胸部と腹内弦の整体体操で、11月から何処のサークルも同じ指導をしている、体内の体温を上げ、長く保持させる事で、基礎代謝や免疫力を高めると同じに、体脂肪を取り除き、高血圧症等冬場の寒さに備える。

午後の指導は、同じ市内の扇町屋公民館健康体操サークル、このサークルは、地域の婦人会の皆さんが主に成って、講師依頼を受け現在に至っている、会員数35名の団体、体操は午前と同じ。

胴体の柔軟性は、肩関節、股関節等、体全身が柔らかくなる様に感じる、サークルの皆さんも、開脚角度が大きくなり、顔が床に着く方も何人か居て、喜んで帰って頂いた。 会場で何度か四股を踏むが、体気下丹、安定して片足が良く上がり、旋状蹴り、旋回蹴り等で、相手に当てずに原体復帰が出来る様に思える。

午前、午後続けての指導は、3ケ月後には75歳、後期高齢者の仲間入りする、私も少々疲れ気味。
貼り付けの写真は、3年前フインラド躰道協会の依頼で、指導者研修会指導の合間の、散歩道での一コマです。

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躰道シーラカンスの整体体操 No.16

2012-11-12 | 武道護身
11月11日(日)今日は早めの忘年会、道場近くのうなぎ屋さん、狹山道場の稽古は、午後の練習を午前に繰り上げ、狹山市智光山スポーツセンター剣道場で、9 時15分より稽古。

道場は広く床の感覚は畳みと違う感覚、簡単な準備体操後、皆さんに輪になってもらい、体気を下丹田に下ろしながら、不動立ちを何度か繰り返す、体気下丹で、片足を上げ、上げた足で床を踏み、四股を踏む、踏み込んだ床の音と感覚は何とも言えない、足を上げた状態で、体気下丹田に押し込み、その状態を維持安定させる。

点足は、両足を揃えながら体気下丹、床を踏み込んでの帆立構えを繰り返す、前後向きを替えての帆立構え、踵支点の足先の向きを注意しながら繰り返す、畳みより円滑に動く。

交足からの海老蹴り、目標を正確にとらえる為には、蹴り足が基動線上を逸れない動き又、起発制腰に備え、腰の位置を低く技を出すには、上半身の変化と同事に、踵を支点に足先45度内側入れ、腰点の旋回と合せて海老蹴り何度も繰り返す。 最後は相対で攻撃に対応させる、この海老蹴りは、玄制流が他流と試合のときには有利であった。よく弟子達に口うるさく教えた技だ。この実技を会得できれば旋状蹴りは楽に出来る。

11時に練習を終了し、忘年会の会場へ向かう、11時30分予定り到着、会員の皆さんには、色々忙がしい方が、御出でになるので、早めの忘年会になった。最年少の真崎よしひこ君も、お母さんと参加 、アットホームな忘年会だった。
此れから忘年会が続くので運動不足になら無い様、お互いに注意しましよう。武道家の運動不足には 成りたくないですね、、、、、
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躰道シーラカンスの整体体操 No.15

2012-11-11 | 武道護身

11月10日(土)私が祝嶺最高師範の実技の指導を受けたのは、さかのぼる事57年前、玄制流(前身は一撃流)道場の門を叩いて 2ヶ月後、17歳5月の春期合宿、場所は伊東市立東小学校の校庭。
上段揚受け等の受け五態、肘角度や腕旋回の重要性、相手に対し体角度等、明解に指導して下さった。

高段者を相手に実戦組手、早い蹴りや突きに対し、諸手鉄甲の構えのまま踏み込んで、受け止め、場外に追い出し、 一度も手を出す事は無かった、祝嶺先生30歳、気迫がみなぎっていた事を思い出す。

上に貼りつけた写真は、鮮明度に欠けているが、練習後伊東市の海岸潮吹で撮影した(中央の黒い稽古着は祝嶺先生)右はじに立つて居る白帯は私です。この写真を見ては初心にかえる事を心がける。

玄制流10年余りの修練の中で、何度か試す機会に恵まれるが、先生の気迫に至る事は出来ない。 残念、、、、
今は、躰道で帆立構えを何十年も繰り返し練習して居るが、いざ戦いとなれば、鉄甲構えに構えるだろうと思う程、印象深いものだった。
昨日(金)の各市の公民館は、文化祭などで主催行事が多く、茶道、華道、絵手紙などの文化系サークルの発表会で、体操や運動系のサークルは、会場が使用出来ず、久しぶりにのんびり、昔の事を思い出す。

今日の午前は、狹山中央公民館健康体操サークルの指導、先月は顎、首内弦の頸椎7ッの整体体操であったが、今日から胸部と腹内弦の整体体操、初心者も多いので、胸郭の骨格と働きについて、詳しく説明し、又歪みの有り無しを確認し、体操に入る。
一動一動説明しながら、7動作を繰り返し、体操前と体操後の、身体の感覚の違い、胴体の柔軟性だけでなく、全身が軽く成った様な感覚、皆さんも感じて下さっている事と思う。
最後は一人一人の背骨(湾曲)の歪みの有無を見て終了、これから1月半の間は、この整体体操で、体内の体温を上げ保持することで、寒さに向かう為の健康体操にしたい。

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躰道シーラカンスの整体体操 No.14

2012-11-09 | 武道護身
11月7日(水)今日の指導は、午前は川越市大東公民館健康体操サークル胸部、腹内弦の整体体操、骨格と働きについて簡単に説明、胸郭は何故、玉子形なのか、その重要性と歪みの関連性について話し、背骨の曲がりと硬さ、胸郭の捻れ、背中のぜい肉(肩甲骨の下部)等の歪みを、二人組みで見て、お互い確認させる。

整体体操は、整骨、整筋、リラックスの7動作、一動作一動作を説明しながら、体操に入る、皆さん胴体が硬い、普段は、あまり動かすところでは無く、しかし、だいじな五臓六腑が収まって居るところで、私の整体体操では、胸部の体操を重視し、3ヶ月掛けて行うところでも在ります。 

躰道では、変技で上体を変化させ、旋技でも、内臓迄その打撃を受け無い様、体軸を旋回し、最後まで護身として、躰技は創造されたものです。旋回する威力で、相手を倒すことのみに執着すると、体軸の意味が無くなります、躰道修練者は、呉々も心して下されば幸いです。
整体の7動作を繰り返し行ない、全身の柔軟性が大きく成った事に満足、終りは歪みの有り無し確認、大部分の方の歪みが改善され、納得し笑顔で帰って頂いた。

午後の指導は、志木市立いろは遊学館、此の遊学館は小学校と隣接し敷地内に在り、出入りに子供達と良く会う、体操サークルの皆さんも、子供達の元気な姿を見て、会場に入って来るので、午後の体操サークルでも元気良く感じ取れる。
体操は、午前と同じ整体体操を指導、この会場は、2時間の体操で余裕が有り、一人一人の背骨(湾曲)の歪みを見る事が出来たが、今年度入会した数人の方は、胸部の体操は始めてで歪みも多い。

帰り際に事務所に、来年1月~2月の予定で、いろは遊学館主催の中高年者体力づくり講座、講師依頼を受けて立ち寄らせて頂き、館長さんや職員の方と日程や体操内容の打ち合わせ。今年度で四回目の講座を行う事になった。 5時30分帰宅
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躰道シーラカンスの整体体操 No.13

2012-11-08 | 武道護身

11月4日(日)今日は一ヶ月ぶりに志木市武道館へ出掛けて稽古、10時前に到着、勢命の法形から皆さん準備体操に入って居た。
私もその体操に加わり、その後、私なりの柔軟体操で身体を整え、実技は鏡に向かい、帆立構えを繰り返す、正確に成ったところから、四方帆立構え、何十年稽古しても納得の出来る構えには、時間が掛かる。

4,5人の有段者も個々に自主トレーニング、2,3人の有段者に、後ろ足を差し込みながら旋体突を行う者も居て、この指導法は、躰道の初期、足腰の弱い、女子や少年少女のクラスで、指導したものです。

三動一体の旋技は無理ですね、足腰の強化された時点で、起発制背(肩)を制され無い様、体軸の旋身と同時に防ぎ手を正確にし、実戦の技に備える事が大切 と考えます。

有段者には、その実技ときびす(踵)を返す、後方の相手に向きを替え対応する、帆立構えで繰り返させ踵の使い方の指導 池内範士は、少年少女に基本技を丁寧に指導して居た。

午後は狹山道場の指導、皆さん時間前に来て自主トレーニング、稽古に入る時には全員揃い、指導にも気合いが入る。
胸部、腹内弦等を中心とした準備体操、この体操後の実技は心拍数の上りが少なく、練習が無理なく持続出来、楽しく実技が行なえる。

点足で帆立構え、正確に出来たところで、四方帆立構え、諸手下段払いで四方蹴り、体軸と防ぎ手を意識した旋体突きを繰り返す。

ある程度出来たところで、白帯には旋体の法形、色帯有段者は勢命の法形、竹刀を使い分解と応用、呼吸法はいろいろの実技に、応用し対応させて行ける要素が多い事を話し、今日は午前、午後の指導と稽古で、満足した一日でした。

又、明日は、上に貼りつけた、入間市愛宕会館での、整体体操サークルの指導、この会館の池には、カルガモや亀がいて、景色を見ながら、指導が出来るので楽しみだ。、、、、、

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躰道シーラカンスの整体体操 No.12

2012-11-05 | 武道護身

11月 2日(金)今日の指導は、所沢市新所沢公民館健康体操サークル、作日と同じ胸部と腹内弦の整体体操。

説明と二人組みでの歪みの見方、この歪みの見方は、簡単に出来るので、家族の方も同じ様に、見てあげて欲しいと話す。

2~3人の方に整体前の胸囲の値(吐筋)体操後の値は、2センチ程多く、この一つを見ても、胸郭の歪みが解消され、肺活量が大くなった事を表し、躰技においても体気中丹、球気集包(体気九法)を会得するには、大切な運動法と考えております。

このサークルは、現在45名余りの会員数だか、毎年気候の良い秋には、旅行に出掛け70%程の出席率。33年前に出来た団体で、一時は70名余りの会員数でした、一人の指導者では大変だった事を思い出す。

所沢市は、この情況を視て、いち早く行政が動き、各公民館事に体育館を建設し始めた程でした。 本来公民館の有り方は、文化系の事業を優先にして居たところで、運動は体育館で行う様に決まっていた。

しかし、運動は身近なところで、気安く出来る所でなければ継続は、難しい事を、各市の公民館の職員や館長さんに話し、理解して頂いたところから、健康体操サークルができました。

現在20個所のサークル、600名余りの会員が、真剣に取り組んでいる、其の姿を見て我々指導者も勇気を頂いているしだいです。

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