6月半ばとしては気温差が激しく、体調を崩す方が多くなる。
会員の皆さんには、先ず、腹式で呼吸を最後まで吐き出すことから
始め、数回繰り返す。
ストレス等から萎縮している横隔膜を緩めることに時間を掛ける。
この数年コロナ禍での生活、テレビを見れば戦争、身近では物価高、
ガソリン等は急高騰、腹から笑える事は何も無し、、、では息が詰まる
のは私しだけでは無いと思う。
腹式呼吸から下腹部(臍下丹田)でゴルフボールをイメージし丹田呼吸、
腹横筋を集包することで拮抗する腸腰筋を緩め腰痛を改善する。
腰痛時には、まず安静が第1であり、呼吸を整えることから行なってね。
体気九法(呼吸法)も日々の生活で検証し、実践の躰道にしなければ
意味なく、形にだけに終わらせたくない。
スェーデンから来日のラース先生にも参加して頂き、腰を整体する
「腰内弦の法」について、1時間45分の実技を入れた講義は特に
短く感じる。
又、夕食入れての4時間余りの話は、運足八法の一つ一つのルーツから
始まり、運身五ッのルーツ、玄制流空手から躰道に至るまでの変遷期の出来事。
私の頭脳が65年前の記憶によみがえり、リセットされたように感じる、、、、
又、躰技の創作意欲が湧く、近年にない楽しい時間を過ごした。