躰道 3段位昇段おめでとう、法形、実戦ともに冷静な態度での受審は見事でした。
エーロ タルヴィティエ君からのメッセージ
谷先生
躰道の運足・操体・制法・極技・原態のなか、今後一番研究すべきは運足だ、と承知しております。
運足の本来の目的は、相手の動きを未然に知らなくても、如何なる動きにも対応できることと、これまでのご指導から分かったと思います。
そして、現在躰道対躰道となると、相手の動きが大きいため、これまでの運足では不十分ですね。
躰道概論204頁に、「限度間合(大架子)・誘導間合(中架子)・相応間合(小架子)」の運足について述べられています。「架子」というのは枠組みのことなので、相手との間合が違うと運足のやり方自体も違ってくることを示唆します。
そもそも、接近戦・躰道を相手にした場合・剣を相手にした戦いのように相手との距離が大きくなれば、相手のまわりを回る躰道なら回る半径が大きくなります。
そこで、下記の通りの研究課題を提案します。
小架子の運足・・・新空手道教範102頁に記述された接近戦の運足法、その代表的なものは三才の型で使う「開き足」です。
中架子の運足・・・前述の小架子運足の組み合わせで出来た運足八法、例えば交足は引き足と開き足の組み合わせです。
大架子の運足・・・中架子運足にさらに二の足を入れた、先生の二の足を入れた交足・点足など大きな技に対応する運足法です。エーロ
エーロ君へのコメント
運足は正常歩の延長線上にあり、起発起体を備えた歩き方を身につけることが大切と考えております。どの様な動きにも自在に反応、又間合をとることが出来る状態。
健康体操はその課程を補えていると思います。腰内弦、顎内弦等各内弦の整体と強化、又体幹体軸の認識と呼吸法をともなったリラックスによる操体法です。
河原の広いグランドでは良く後ろ歩きをします。又、楽しみが出来ました稽古のときに話しましよう。良く勉強しておりますね、理解して頂き有難う。
長年勤めた会社を退職し躰道のプロとして生きようと決めた 40歳の時より、ジョギングから自在に対応できる正常歩に変えてトレーニングを始めました。谷