暑さをしのぎにデパートを散歩、最上階にある本屋で立ち読み、色とりどりの本の中にテレビで見た又吉直樹の火花を手にする。本の表紙に芥川賞受賞作、あまりにも文学とは馴染みのない人生を過ごしてきた私も1ページ見て花火と逆に読みながら、2ページをひらくと熱海の沿道の状況が手に取る様に書いてある。
伊東市から東京に出て55年、毎月1~2度は伊東に帰る、この沿道は何時も往復し見慣れた風景、上手く書いているので読み進めると老人会が出てきた。熱海の老人会の会長には酒好きの知り合いがいる。面白そうなので買って帰り1日で読み終えた。師匠とのやり取りや人格像、我が人生と摺り合わせ共感するところが多々あり、二人の師を懐かしく想い出しながら夢中で読んだ。近年では程んとない事だった。
今の若者は確り生きていることに感銘さえ覚えた。作者の又吉直樹さんは火花として一瞬の事と考えているように思われますが、しかし、道は武道も漫才の道も同じと考えます、師匠を大切にしてくださいね。親子は一世、夫婦は二世、師弟三世と言われます、前世からの繋がりと思います。
習い事には、守・破・離、武道や芸能などの世界で良く使われる言葉です。人が成長する上で重要な ステップを示しています。又吉直樹の火花、芥川賞受賞作は「破」として称讃に値すると思います。一生の宝となります。頑張ってくださいね。79歳の老武道家より。
伊東市から東京に出て55年、毎月1~2度は伊東に帰る、この沿道は何時も往復し見慣れた風景、上手く書いているので読み進めると老人会が出てきた。熱海の老人会の会長には酒好きの知り合いがいる。面白そうなので買って帰り1日で読み終えた。師匠とのやり取りや人格像、我が人生と摺り合わせ共感するところが多々あり、二人の師を懐かしく想い出しながら夢中で読んだ。近年では程んとない事だった。
今の若者は確り生きていることに感銘さえ覚えた。作者の又吉直樹さんは火花として一瞬の事と考えているように思われますが、しかし、道は武道も漫才の道も同じと考えます、師匠を大切にしてくださいね。親子は一世、夫婦は二世、師弟三世と言われます、前世からの繋がりと思います。
習い事には、守・破・離、武道や芸能などの世界で良く使われる言葉です。人が成長する上で重要な ステップを示しています。又吉直樹の火花、芥川賞受賞作は「破」として称讃に値すると思います。一生の宝となります。頑張ってくださいね。79歳の老武道家より。