タカ長の山ときどきタカ見

「タカ長のタカの渡り観察」の別室です。八十路の坂を登りながら更新してゆくつもりです。

タカ長は専門家???

2022-01-11 11:05:55 | 日々雑感
今日の裏山を歩きは天気が悪くてキャンセルしました。のんびりとステイホームです。

今日の記事です。写真はすべてハチクマです。

    

昨日の荒谷山登山のとき、南峯を下り始めたところで前方から登って来る若い女子単独登山者に出逢いました。

そのとき彼女はそばの木に寄りかかり、体を45度くらい倒して顔を下にしていました。タカ長は何も考えないでその場を通過しましたが、、、、、、

後輩君は「コロナ対策をしていたなぁ」と言っていました。

風の吹いている尾根道で、あのような形で登山者と離合するのは行き過ぎだと思いましたが、その登山者を笑うことは出来ません。昨今のコロナ報道を見ると、彼女のような反応を見せる人がいても仕方ないような気がします。



話が飛ぶようですが、タカ長はタカの渡りを見てきました。しかし、自分がタカの渡りの研究者だと考えたことはありません。多少熱心に、そして少し遠くまで出かけた経験があるだけです。

報告書などの文献は横文字のものを含めて少しは読みましたが、何十、何百も読んだわけではありません。読んだことをすべて理解しているわけでもありません。

    

そのようなタカ長ですが、一般の人から見ると立派な(?)専門家に見えるはずです。

昨日の荒谷山登山のとき、視界をよぎったタカを見つけて「あれはハイタカだ」と話すと後輩君は「さすが専門家だ」と思っても不思議なことではありません。

でも、タカ長はタカの世界の極一部である渡りを少し見ただけです。その渡りの一部といえるハチクマの動きを少し追っていただけです。

そのような状況ですから、どんなにひいき目に言ってもタカの専門家とはいえません。

    

医学の世界だけではないでしょうが、今は色々な専門分野は細分化されています。

ひとくちに「ウイルスの専門家」と言っても、そのウイルスも人に感染するウイルスや環境生物に感染するウイルスがあります。そしてそれぞれの分野で細分化されて、その分野を深める研究をされています。

裏の事情を書くことは控えますが、テレビで報道されているコロナ関係のものを見ていると、タカ長がタカのことは何でも知っている専門家面してコメントしているのと大同小異に見えてくるのです。

荒谷山で遭った登山者の反応はコロナ対策としては的外れだと思いますが、今の状況を見ると軽々に笑うことも出来ないのです。でも、少しは勉強してほしいとも思います。

    

昨日のハイタカのことです。

逆光の中を一瞬よぎったハイタカの羽ばたきを見て、あれはハイタカだったのかツミだったのか、それを責任もって識別する能力は今のタカ長にはありません。

後輩君はタカに関しては素人ですから、タカ長の識別が間違っていてもバレることはありません。でも、相手が素人だからこそ無責任なことは言えないのです。

テレビに出ている専門家やコメンテーターと言われる人にそのような配慮があるのかなぁ?

コメント
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