
昨日の十方山、紅葉を期待しての山歩きでした。この時期の晴れ続き、毛無山登山だけで紅葉登山を終えることは出来ません。
と言うことで出かけましたが、女房殿は所要逢ってタカ長のソロ登山です。県北の山を独りで歩くのは久しぶりのことです。



天気を見て出発したのですから晴れているのは当たり前ですが、それにしてもこの青空。これなら紅葉登山に集中できます。
このあたりの山は60年以上前から歩いていますが、紅葉と言えば11月3日だと思っていました。文化の日に行けば、多少の差はあっても「ハズレ」は無いと言う認識を持っていました。
昨日は山頂部の紅葉は終わった感じでしたが、横川谷の紅葉は見ごろでした。その写真を並べます。





今回の十方山は二軒小屋駐車場からの単純往復の予定でした。
広い二軒小屋駐車場には車がパラパラの状態。祝日なのでどこに行っても登山者が多いはずですが、その点この駐車場を起点にすれば車を置く心配は無いと思っていました。
そのようにチョッと「構えて」行ったので、がら空きの駐車場を見てビックリしました。
そのような状態で歩き始めましたが、結論から言うと十方山の山頂に着くまで登山者はゼロ、写真を撮る人を二人見ただけです。ほとんど貸し切り状態の十方山でした。





これらの写真は横川谷ぞいの林道を歩きながら撮ったものです。
この道は水越峠を通って十方山林道に通じています。その十方山林道は自然保護のため開発の中止が決まりました。そのことと関係あるのでしょうが、それ以来二軒小屋からの林道も補修されることが無くなり、荒れるがままになっています。
何年か前にはタカ長たちもマイカーで走ったことがある道ですが、昨日は軽のジープでも行けないような状態になっていました。これから荒れるがままになるのでしょうか?



ここまでのコースタイムは50分。タカ長もこのような写真を撮りながらコースタイム通りに歩いたようです。
それにしても人がいない十方山。
登山道に入り、笹が茂っているところを歩く時は熊さんを意識しました。ツキノワグマの生息域のど真ん中をタカ長ひとりが歩いているのですから、それもまた仕方ありませんね。


そのようにして到着した十方山山頂。そこまで本当に誰もいませんでした。
山頂を独占して昼食準備。それにしてもこの青空。一人で独占するのは申し訳ないようでした。
標識の向こうがわが裏山の方向です。