タカ長の山ときどきタカ見

「タカ長のタカの渡り観察」の別室です。八十路の坂を登りながら更新してゆくつもりです。

昔の親は

2024-04-06 07:27:39 | 日々雑感
昨夜は観劇、広島市民劇場で音楽劇お母さんを鑑賞しました。タカ長は広島市民劇場の会員ですが、岡山市民劇場のページの方が充実しているので、こちらを紹介します。

    

少年時代のタカ長は万事におっとりタイプの子で、ここに描かれているサトウハチローのような激しい性格とは無縁でした。タカ長はスローペースだったようです。もちろん、本人にはその認識はありません。

父兄参観日のたびに担任の先生から、「他に言うことは何もないが、もう少し動作を早くしてくれるといいのですが、、、、、、」と言われていました。

参観日から帰った母が、「今日も言われたよ」と言っていたのはハッキリ記憶していますが、そのことで叱られた記憶はまったくありません。

親父もそのことは知っているはずですが、親父に叱られた記憶もありません。そのことと関係あるのかどうか知りませんが、親父が口癖のように言っていたのは、「追いはぎでも脱ぐ時間くらい待ってくれる」と言うこと。

今になって思えば深い意味のある言葉ですが、子どものタカ長には何もわからないのは言うまでもないことです。

    

昨夜観劇していて、自分の親を思いました。タカ長の親は、いわゆる「学」など何もない人ですが、今の世の状況を見ると、「昔の親は偉かった」と言う気がします。

タカ長は食べるものもろくに無い時代に育ちましたが、今になって思えば幸せな子ども時代だったと思います。何事にも恵まれている今どきの子どもの方が不幸なような気がします。今の世の中、何かにつけて余裕がないように感じているので、今の子が可哀そうに思うのでしょうか?

    

昨夜の観劇では色々なことを思わされましたが、学など何もない親を、チョットだけ誇りに思えたこともその一つです。

明日から山口県に「ミニ遠征」しますから、ブログの更新は休みます。

コメント
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