
順番が前後するようですが、平家ヶ岳の登山記です。と言っても特に内容があるわけではありませんが、とにかく、紹介します。
平家ヶ岳には山口県錦町の木谷峡から登ります。その木谷峡には20年以上前に一度行っただけで、そのあたりのことは分からないので出雲の守様に案内してもらったわけです。
タカ長はYAMAP情報をもとに、木谷峡から長野山に行く道から離れて平家屋敷に行く道の中間まで車で行くことを提案。結果としてこれが正解でした。

平家屋敷に行く林道のそばに車を置いてスタート。ここまでは車高の低い車だとチョッとヤバい道でしたが、これから先は楽勝の道でした。



このような道をのんびりと歩きました。途中、オオルリがさえずっているのを裸眼で見つけましたが、カメラのファインダーにゲットした瞬間に逃げられてガッカリ。光線状態も良くて、うまくゲット出来たらいい写真になったのに、、、、、、、、、。

ヤマザクラの花もほとんど終わっていました。その下を歩いてしばらく行くと、、、、、

平家屋敷に到着。もちろん、今は屋敷などありません。

林業関係の小屋を利用させてもらい小休止。平家の姫様にお茶など出して頂いたら、、、、、、、、。
この先、何かにつけて「平家の姫様」と言うのが二人の口癖になりました。

林道に張られたチェーンをまたいで先に進みます。もうしばらくの林道歩きです。特記するようなことはありません。

しばらく行くと足元に「平家ヶ岳まで500メートル」を示す案内があり、そこから山道になります。

いきなりの急登。しかし、距離は長くありません。それを登りきると楽な道になり、少しだけ下がって行きます。
目の前に山頂が見てきて次の急登。

その急登3回で山頂に到着です。

ふり返ると海が見える展望ですが、この日は黄砂がひどくて見ることが出来ませんでした。


何もない平凡な山頂でした。座って休みたい岩みたいなものもありません。


三角点にタッチしてからランチタイム。
昼食はラーメンとパンですが、、、、、、

山頂は標高1066メートル、ラーメンのふたはご覧のように膨らんでいました。
当たり前と言えば当たり前のことですが、考えてみれば、標高1000メートル以上の山に登ったのは久しぶりでした。
その時の話題も平家の姫様。平家の姫様が平家ヶ岳の山頂から海を見ながら、悲劇の壇ノ浦を思い出して涙したり、幸せだった都での生活を回想して泣いたり、何かにつけて「平家の姫様」を口にする山歩きでした。

その日の記録です。ご覧のように大きな数字ではありませんが、その数字以上に疲れました。体が暑さになれていないのかも分かりません。

この画像の左側下、道路が折り返すように曲がっているところが長野山との別れ。そのあたりから歩き始めると林道歩きが長くなります。
平家屋敷まで車で入ってしまうと歩く距離が短くなって物足りない山歩きになります。この画像のスカート地点まで車で行くと、数台は駐車できる広場があり、その先は林道歩きにはなりますが、タカ長たちの山歩きには丁度良い距離になります。
詳細は知らないまま出かけた平家ヶ岳登山でしたが、結果から見ると一番いいところに車を置いたようです。