
今回のミニ遠征の目的は角島で関門地区の鳥友と旧交を深めること。ブログでも紹介した若き研究者と色々話すこと。
秋吉台を歩いたのは集合時間前の「前座」みたいなものです。
せっかくの角島行きですが、メインになる月曜日の天気予報が悪くて、タカの渡りでは大きな期待をしていませんでした。例のキャノン砲も持って行きませんでした。
でも、タカの渡りを色眼鏡で見てはいけません。またしても失敗しました。


この時期、韓国の方からサシバが入って来るのですが、タカ長がこれまで見たのはパラパラ程度。しかし、8日の月曜日は違いました。ある時間帯にはまとまって入ってきて、角島の上でタカ柱が出現しました。
タカ長が持っていたのは75ミリまでズーム出来るニコン。そのカメラで撮ったサシバのタカ柱です。霧雨の降る天気だったからでしょうか、レンズが汚れていたのが残念です。
この日のサシバの記録は115羽。角島でこれだけのサシバを記録した日はありません。新記録です。
ネイチャー観察では何が起こるか分かりません。予断をもって自然を見てはいけません。そんなことは頭では分かっているのですが、今回も同じような失敗をしたようです。


75ミリレンズで撮ったトビです。韓国ではトビは珍しいので、ソンヒョン君に送るつもりで撮りました。彼が角島に来た時、トビの出現を喜び、あっという間に300枚くらい連写したことを思い出したのです。

天気には恵まれない角島行きでしたが、このように晴れた時間もありました。
若き研究者は嬉々として、観察地の先の岩礁にいるヒメウの写真を撮っていました。

タカ長たちには久しぶりの鳥見旅。お陰様でいい時間を過ごすことが出来ました。
昨日は寄り道ドライブしたり、高速道を走ったりしながら、4時間かけて帰宅しました。
事故もなく、いい思い出を持って帰宅できたのですから文句なしですね。有難いことです。