タカ長の山ときどきタカ見

「タカ長のタカの渡り観察」の別室です。八十路の坂を登りながら更新してゆくつもりです。

育てたように子は育つ~3

2022-01-16 08:03:50 | 長女のこと
昨日は頑張りました。地元の社会福祉協議会から依頼されていた原稿を仕上げ、広報紙づくりに目鼻をつけ、ボランティア活動にも参加し、、、

とにかく充実した一日でした。あの子が生きたかっただろう今日と言う日だからこそ精一杯生きよう、、、、

そのことが一番の供養になると言うのがタカ長のモチベーションになっています。

その長女の話題です。

独りで山を歩いているときはついつい長女と話しています。その時の長女は子どもの頃の長女です。

決められたことは守るように躾けた具体例を思い出しました。タカ長の発案ではなく先輩から教えられたことです。

    

その先輩は「子どもと遊園地に行った時は、今日は何個の遊具に乗る」と約束し、実行していました。

なかなかいいアイデアだと思いタカ長たちも採用したのですが、いざ実行となると簡単ではないことを思い知ることになりました。

遊ぶ遊具の数を約束させられた子どもは、気に入ったものを選ぶため遊園地全体を見て回ると言い出しました。もっともなことです。

    

例えばその日三つと約束したとします。AとBの二つは決まって、あとのCかDが決められなかった場合はもう一度CとDを見に行きます。親としては当然一緒に歩き回ることになります。

そこがデパートの屋上のような狭いところなら問題ありませんが、たとえば「よみうりランド」のような広い遊園地だと大変な思いをすることになります。そこで、、、、、

今日は疲れたから、とか、、、、ボーナスをもらった後なので、、、、、

と言うような理由で最初の約束を反故にする様なことをしたら親の負け、それでは子どもの躾けは出来ないと考えていました。

この例のように、子どもを躾けることは親と子の戦争みたいなものだと思っていました。体力や情に負けてはダメ、本当に親と子の真剣勝負だと思って取り組んでいました。

    

デパートなどで何かを買ってくれないと泣いたときもダメなものはダメ、「そこで泣いていなさい」と言ってさっさとその場を離れました。

もちろん、完全に放置できません。物陰に隠れて子どもを見守っていたことは言うまでもないことです。

    

子どももバカではありません。この親がダメだと言ったらダメ、そのことが分かったら泣いたり喚いたりするような無駄な努力はしないものです。そこで親が負けて、子どもに成功体験をさせるからおかしなことになるのだと思っています。

人さまの子ども躾け方は分かりませんし、タカ長がコメントすることでもありません。いま思うのは、万事にてきと~なタカ長夫婦が、こと子どもの躾けに関しては一糸乱れぬ感じで取り組んでいたことが不思議でならないと言うことです。

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