「見仏」と「札所巡り」と「仏教少々」

仏像鑑賞と札所巡りと受け売りの仏教を少し

5年ぶりの鎌倉、高徳院

2013-03-02 15:40:01 | 見仏(神奈川)
バスを乗り継ぎ、15:40高徳院に到着。
これで今回の鎌倉見仏は終わりにすることにした。
もう疲労がたまっているのもあるし、
次のお寺に回るのに拝観時間がすぎそうでもあるし。

高徳院は、いわずとしれた鎌倉大仏がいる場所である。
国宝という文字に、改めて、そうなんだと思う。
そういえば、鎌倉で国宝の仏像は、鎌倉大仏だけらしい。

鎌倉の仏像はやっぱり、
奈良、京都のそうそうたる仏像に比べると、
見劣りするところは確かにある。
国宝も奈良、京都に多い。
まあ、国宝であれば、いいというわけではないけど。
一応、国宝というのは目安にはなる。
鎌倉仏教の特徴は、浄土宗とか禅宗とかがはやりなので、
仏像に重きを置く傾向にはなかったのかもしれない。


鎌倉大仏は、かつては、建物の中にいたらしいが、
津波か何かで、野ざらし状態になった。
青銅なので、青くさびた状態になり、
今の肌色になっている。

こちらは、外国人の観光客も数多い。
仏像ファンでなくても、鎌倉観光のスタンダード。
体内に入ることもできるようになっているが、
現実を見てしまうので、体内には入らないことを
お勧めしたい。

これにて、今回の3月2日の鎌倉見仏終了。
3月の近いうちに、また鎌倉見仏予定。
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5年ぶりの鎌倉、長谷寺  

2013-03-02 14:50:03 | 見仏(神奈川)
鎌倉国宝館をあとにして、京急バスの八幡宮バス停乗車、
鎌倉駅でバスをのりつぎ、長谷観音バス停下車。
徒歩10分ほどで長谷寺到着。約14:50。
こちらは、外国人観光客もちらほら見かける。

最初に阿弥陀堂へ。
3mほどはあろうかという阿弥陀如来坐像。
金色も比較的多い。
他の参拝者がたたみの上に上がっているのを見て、
自分もたたみの上に上がった。
最初は、あぐらをかいて拝んでいたが、
最後は、肩肘をついて、少しねっころがった。
後方では、お賽銭をいれ、
お参りする参拝者がいるのに・・・。

バスを多用したが、この時間ころになると、
疲労がたまってきた。
しばし阿弥陀堂でくつろいだのち、観音堂へ。
もうこれで三度目くらいにはなるだろうか。
新鮮味と、体の疲労で、自分がさほど、
驚いていないことに気がつく。
そこには、10m級の十一面観音がいるのに。
でも、そのこうごうしさは、とても感じた。
阿弥陀堂と同じように、たたみがあったなら、きっと、
ねそべって十一面観音を見上げながら、
くつろいだに違いない。

観音堂の横の別料金の宝物館に入った。見所は
80cmほどの観音がへんげした33応現身立像。
八部衆の中の怖目の阿修羅像をはじめさまざまな像が
ガラスケースの陳列の中にいた。

次は、高徳院へ。再びバスで移動。
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5年ぶりの鎌倉、鎌倉国宝館

2013-03-02 13:30:04 | 見仏(神奈川)
13:30頃、到着。

国宝館といいながら、仏像については、国宝がいない。
まとまって仏がみれるという点では、
400円の入場料は、まあ妥当か。

前に来たときの印象と少し変わってくるもんだと思う。
十二神将は、自分の記憶では12体いなかったと思う。
今回は12体。ちょっと気になったのは、
肌質が塗料で茶色っぽくなっていて、
補修でそうなったのかと思ってしまった。
少し、古い感が薄れている。
もともとは、あざやかな極彩色で、それが、徐々に
老朽化してきて、いい感じの古さになるという
パターンなのだが・・・。
ちょっと辛口になってしまったが、こちらの十二神将は、
鎌倉・江戸時代作で、目が玉眼で、
「怖さ」が引き立っている。
中には、青色の玉眼。なぜ青の玉眼なのだろう。
西洋人のよう。
また、中には、これは黒人のスポーツ系宣教師?
と思わせる風貌の神将もいた。
こちらでは、十二神将が目玉だと思うし、
四方に三体づつ並べられている。
なごり惜しい気持ちでその周りを合計4回ほどは回った。

十二神将以外には、円応寺からの提供されている閻魔大王を
補佐する王、罪状を読み上げる具生神像。
その他いろんなお寺から提供されている仏などがいた。






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5年ぶりの鎌倉、宝戒寺

2013-03-02 12:55:20 | 見仏(神奈川)
大学前バス停で下車。そこから徒歩5分ほど。

12:50頃到着。

こちらは、天台宗のお寺。
梅が咲く撮影スポットにもなっている。
本堂には、靴を脱いで入ることができ、
いくつかある仏を比較的、近くから見れた。

真ん中の地蔵菩薩は、味わいのある姿をしていた。
他にも閻魔大王など何体かいた。

受付で入山料100円ほどを支払ったとき、
「おまいりしていかれますか」と
いわれたような気がしたが、
それには応じなかった。

本堂以外に見れるところがあったのだろうか。
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5年ぶりの鎌倉、覚園寺(かくおんじ)

2013-03-02 12:15:26 | 見仏(神奈川)

英勝寺での見仏を終え、徒歩で鎌倉駅まで戻ってきた。
4番バス停に着くと、ちょうど、
大塔宮行きのバスが止まっていた。
さっそく乗り込み、大塔宮で下車。
自分以外のバス乗客者は、
鎌倉宮のほうへ流れていった。
そこから、徒歩10分程度、12:15頃、覚園寺着。
どうやら、拝観時間が決められているようで、
一時間間隔くらい開始で、約50分かかると書かれてあった。
このとき、次回が13時からで、
時間が空いてしまうことになった。
後ろの予定にも響いてくるので、
今回はあきらめることにした。

しかし、この決定が、後で少し後悔することになった・・・。
後で鎌倉国宝館で展示されていた十二神将は、まずまずの
できばえのものだったのだが、そこに書いていたト書きに、
覚園寺型の十二神将と類似と書かれてあり、・・・
ということは、この覚園寺の十二神将は、期待できそうな
存在であったはず。まあ、次回に。

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5年ぶりの鎌倉、英勝寺

2013-03-02 11:10:52 | 見仏(神奈川)
浄光明寺から徒歩約5分のところ。
11:10頃、英勝寺着。

尼寺、浄土宗。


入山料を払おうと受付に行ったが、人がいないようだった。
小銭なら、その場でお金だけ置いておけばよいような
雰囲気だったが、
1000円札しかなかったので、呼び鈴を押した。
おばあさんがでてきたと思ったら、
突然黒いものが飛び出してきた。
プードル系の犬だった。
顔を近づけたら、なめられそうになった。

こちらは、竹林がなかなかのものだった。
梅の花も咲き、撮影スポットでもあるようだ。

さて、仏のほうであるが、
まあ大体予想したとおりのやや小ぶりな阿弥陀如来。
浄土宗らしい現代風な一般的な仏。
金ぴか度からすると、かなり新しいもののようだった。

その他、パンフレットに書いてあったこと・・・。
徳川家康にちょう愛されていたお八という女性。家康の
戦にお供、連戦連勝したというのもあり、お八という名前を
お勝に改名。家康がなくなった後、
お勝は出家し尼僧「英勝院」となり、
「英勝寺」を開いた。これが今に至る。
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5年ぶりの鎌倉、浄光明寺

2013-03-02 10:45:40 | 見仏(神奈川)
建長寺バス停から、バス乗車。
八幡宮前下車。そこから徒歩20分ほどたったろうか。
案内表示を見ながら、10時40分頃なんとか
浄光明寺に着いた。

一見、見仏向きのお寺ではないような雰囲気だが、、、。
奥の石階段を登ったところに、受付があった。


正面の本堂には、三世仏。金色がめだつ。
聞けば、昭和の作とか。
確かに仏像のつくりが現代風で、人間らしい仏像。
この三世仏は、過去現在未来を表す。

左手の建物のほうには、阿弥陀三尊。中央の立像阿弥陀如来が
ひときわ大きい。
話しかけてくる受付のおじさんに、
素直に仏像の印象をぶつけてみた。

阿弥陀如来なのに、なぜ宝冠をかぶっているんですか?
大日如来でもないですし。
→理由はわからない。
 いつころからか・・・(真言宗のお寺だから
 真言宗のスタイルを取り入れたのかも・・・と
 勝手に自分は思った)

(阿弥陀如来なのに)手の印(説法印)がめずらしいですよね。
→かつては、宗派を越えた修行の場所でもあったので、
 説法印になってます。

それにしても、阿弥陀らしくないお顔だちですよね。
(阿弥陀如来は顔がややでっぷりな感じが多いが、
 この仏は、細身で、菩薩系のやさしい顔立ちであった)
→いろんなところにまわっているんですねぇ。


観光本には、大きく出ていないお寺だが、見仏としては、
仏像の説明も積極的にしてくれるし、穴場的なお寺だった。
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5年ぶりの鎌倉、円応寺

2013-03-02 10:00:04 | 見仏(神奈川)
鎌倉見仏は、これで3度目くらいだろうか。
日帰り1日で、鎌倉をめぐってきた。

9時鎌倉駅着。
予定通り、鎌倉駅の観光案内所で、
頼朝切符を買って回ることにした。


最初に、鎌倉駅から、2番バス停から大船駅方面のバス乗車。
10時頃、建長寺バス停で下車。
このバス停から数分歩いたところに、円応寺。

臨済宗のお寺。
禅寺ではあるが、見仏に値する仏像がいる。
仏像といっても多くはスタンダードな仏像ではない。
閻魔大王をはじめ、閻魔大王を補佐する各種の「王」が
10体近くいる。

各王は、それぞれ、菩薩の化身という形のようだ。
文殊菩薩、普賢菩薩・・・など。
地蔵菩薩の化身が、閻魔大王となっている。
禅派の独特の仏像観なのかもしれない。

そんな王の中でも、閻魔大王の怒った表情がすごい。
玉眼の目がまんまるで、また怖い。
坐像で二メートルほどあり、一番大きい。
なぜだか、首をすくめた感じ(首が短い感じ)。
朱色の顔色が黒人のようにも見える。
なぜだか、首から下は、乾いた土で
汚れたような色合いになっている。

他の王も体の大部分が、乾いた土で
汚れたような色合いになっている。
保存状態の問題なのか、
仏像の作りの問題なのか・・・。


とにかく、めずらしい王集団のお寺だった。


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