「見仏」と「札所巡り」と「仏教少々」

仏像鑑賞と札所巡りと受け売りの仏教を少し

5年ぶりの鎌倉3/19、 辻の薬師堂

2013-03-19 14:15:42 | 見仏(神奈川)
14:15頃、安養院から徒歩で到着。

着いたら、無人の小さなお堂があるだけだった。

小さなお堂ではあるが、建物以上にりっぱそうな薬師如来、
十二神将のうちの2体がいた。

こちらの拝観システムはユニーク。
お賽銭を入れたら30秒間ライトがつき、
それによって、少し仏像がよく見えるというシステム。
ある意味ハイテクかも。

もう少し、近くで見れれば、拝観する価値は
十分あると思うが、ちょっと遠めだった。

なぜ、こちらを見仏対象にしたかというと、
鎌倉国宝館で、十二神将は、こちらの辻の薬師堂にあった仏だ・・・
と書かれてあったような記憶があったから・・・
期待していた。


14:50頃、一旦鎌倉駅までもどったが、
先週の土曜日の運動の影響で疲労が溜まり、
これ以上見仏する気にならなくなりギブアップ。
もう少し元気であれば、
しめに長谷寺へ行っていたかもしれない。


とりあえず、2013年春の鎌倉見仏は一旦終了としたい。
次回は、次の秋とか冬になるかも。

今回行く予定であった来迎寺、寿福寺あたりは、
次回見仏してみたい。
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5年ぶりの鎌倉3/19、 安養院

2013-03-19 13:50:22 | 見仏(神奈川)
13:50頃、安養院近くのバス停で下車し到着。

浄土宗のお寺。
こちらを見仏対象にしたのは、「千手観音」という言葉にひかれて。

どちらかというと、
拝観目的の人たちに対応するようなお寺ではない雰囲気。

本堂の中を少し遠目から除く。
するとあきらかに鉄質の千手観音、
なんとなく手がいっぱいある雰囲気はある。
少し遠めなのでよくは、わからない。
当然、千に近いほどの手はないことだけはわかる。
推定だが、昭和仏だと思う。
とにかく、
機械機械していてロボットのように見えなくもなく、
変わった千手観音だった。

その千手観音のすぐ前には阿弥陀如来。
坐像1m近くはあっただろうか。
こちらは、更に真新しい。

右奥の仏壇ではないところには、
興福寺の阿修羅像に似たシルエットの小さい像が見えた。
一般人が買えるような仏像模型的なものであったかもしれない。
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5年ぶりの鎌倉3/19、 杉本寺

2013-03-19 11:40:09 | 見仏(神奈川)
今回、3度目くらいだろうか。

杉本観音バス停下車、11:40頃到着。
天平時代に建てられた鎌倉で一番に古いくらいのお寺。
密教系。

前回まで、本堂の入り口には、撮影禁止の張り紙が
なかったような気がするのだが・・・。

正面に、十一面観音菩薩二体、毘沙門天。
光明皇后をモデルにしたといわれる真ん中の十一面観。
きれいなお顔立ち。左側の十一面観音は、けっこう新しく、
顔が四角っぽい感じ。
毘沙門天は、火事で燃えかかったのか、
ゴマ炊きでくすぶったのか、全体が黒々としている。
いずれも人間大以上はありそうな大きさ。

少し奥には、地蔵菩薩二体、小ぶりな不動明王、
小ぶりな三十三観音。

さらに奥まったところにある仏もあるのだが、
こちらは遠くて顔の表情がまったくわからない。

その他、右側面には、現在の皇后さまが
参拝したときの写真も飾られてあった。

前に来たときには、床がゆれて、それにつれられ、
仏像もゆらされていたというシーンがあったのだが、
今回は、床がしっかり補強されて
新しくなっていたような気がする。


次の予定地に行こうとしていた「五大堂 明王院」について、
このお寺の処務のおばちゃんに聞いたが、そんなこと
そのお寺に聞いてくれとつめたい反応。
まあ確かに・・・。ネットで調べて直接電話してみた。
「うちは一般拝観をしていません。」とのこと、
観光ページのようなホームページでは、
鎌倉唯一の五大明王がおられる(見れる?)とか、
書いてあったと思う。はっきりいってホームページで紹介して
もらいたくないものだ。
見仏対象にしてしまい、無駄足を運ぶところであった。



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5年ぶりの鎌倉3/19、 覚園寺

2013-03-19 10:00:12 | 見仏(神奈川)
前回、見損なったので、再びやってきた。
9:30の鎌倉駅発のバスに乗り、・・・歩き、
お寺に着いたのは9:50頃。

今回も「頼朝切符」を買ったのだが・・・。
550円の頼朝切符を5050円も出していたのに、
うっかりしたもので、おつりをもらうのを忘れてしまった。
急いでいたというのはあったけど・・・。
もしかしたら、戻ってこないかもしれない。
観光協会なんかにお布施なんかしたくない。
と、思いつつ、10時から始まった拝観ツアーにも
脳の3割ほど、おつりのもらい忘れの件について、
考えていた。ある種の煩悩か・・・。


さて、始まった拝観ツアー。
最初に本堂ではないが本堂っぽい堂の説明。
少し遠いので、愛染明王、不動明王などの
お顔がよく見えないが・・・。ここで特出する点は、
不動明王が鉄で作られたということだった。
・・・めずらしい。

次に柵の中に入っていき、いよいよ本堂へ。
500円は少し高いと思っていたが、・・・。
予想以上にりっぱな仏がいた。
正面には薬師三尊。薬師如来、両脇に日光月光菩薩。
いずれも坐像。鎌倉作らしく玉眼。薬師如来は記憶では、
2.5mほどはあっただろうか。
ほどよい大きさで、皇后しい。
そして、両側側面には十二神将。
これがけっこう大きさがある。
人間大くらいはある。
これだけ大きな十二神将は、
今まで自分がみた十二神将の中では一番かもしれない。

この本堂には、他には、阿弥陀如来と道教の神様3人がいた。

説明してくれたおじさん(作務衣を着ているということから、
僧侶ではないのかもしれない)は、丁寧に話をしてくれる
のだが、途中で質問しようという間もなく、
次から次へと瀧のようにしゃべる。

説明の内容は、お寺とかその仏像独自の話なら、
ありがたいお話なのだが、仏像一般的な話になってくると、
内心「そこはいいです」と思って聞いていた。
唯一、質問できたのが、仏像の色具合について。
円応寺の王たちと同様、やや泥がかかってかわいた
ような色具合がしていたので、聞いてみたが、
・・・塗料の具合なんでしょうかと
はっきりした答えはわからなかった。

自分なりの想像で解釈すると、・・・明治以降、
廃仏棄却という流れの中で、
あでやかな保存状態のよい仏像は目に付き、
廃仏の危険にさらされる。
それなら目立たないように塗料をぬれば、
危険が少なくなると思って、ある塗料をぬった???

その他、特出すべき点としては、このお寺は、明治までは、
各宗派の境のない道場であった。
しかし、明治以降は宗派は一つにしなければ
ならなかったので、明治以降、真言宗ということに
なったという。
確かに、阿弥陀三尊から連想すると、
浄土宗、または浄土真宗らしいイメージはする。

その他の仏像としては、黒い地蔵菩薩(黒地蔵)などがいた。


それで、おつりもらい忘れの件だが、この拝観が終わり、
急いで観光協会窓口へ。そしたら、おつりの4500円が
メモ書きとともに保管されていた。
無事にお金がもどってよかった。



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