ステーキは？

退院した日の夜、“いえびと”が夕食の準備をしてくれました。
「ステーキ　　ステーキ」と楽しみにテーブルについたら、ステーキは無くてさつま揚げの煮物にサラダ。
「え゛～～～　　ステーキじゃないの～～～」と文句を言ったら、「蕎麦にステーキはおかしいって言ったじゃないか」と返されました。
確かに言った・・・・・
でもこれじゃ病院食とあまり変わらない・・・・・

ちなみに茹でた緑色の葉っぱはノラボウ菜で、“いえびと”が種をまいて育てています。
柔らかくて美味しいです。


こちらが病院食ですが、全体に味が薄いのでだんだん厭きてくるのです。


それでも３月３日には、ひな祭りのデザートなどついてきたのが僅かな慰め。


そして次の日、やっとステーキが登場しました。
やけに時間がかかってる・・・と思ったら、じゃがいもと人参が添えてありました。
かなりの出来栄えだと思いませんか(笑)


美味しいソースがかかっていたので、「味はどうしたの」って聞いたら、モランボンの生パックを使用したそうです。


“いえびと”は料理は好きな方だと思います。
以前はテレビの料理番組を録画して、せっせと料理に励んでいた時期もあるのですが、ある時、初めて挑戦したホワイトソースが
完全なダマになり、食べられなかったことがあったのです。
彼はガッカリして打ちのめされたのだと思います。
それを最後に料理と決別して数年・・・・・これからまた挑戦するようになるのでしょうか(笑)