たまびと日記 2

記憶力が衰えないようにとブログに記録しているのに、
記録したものはどんどん忘れていくという悪循環に陥っています。

3冊の本

2017-03-29 10:46:04 | 日記
入院中に読もうと思って、病院には本を持って行きました。
以前買った時に読んだとは思うのですが、時をおいて読み返すとまた違った意味が見えてくることが多いのです。


3冊とも基本の教えはキリスト教で、それに基づいた考え方を3人の女性がそれぞれに綴っています。
曽野綾子さんの本は、『老いの才覚』という表題通りいつもの彼女らしく、「老人よ、もっとしっかりと生きろ!」と言った内容でした。(笑)
渡辺和子さんの本は『置かれた場所で咲きなさい』
「自分の境遇に不満を持つのではなく、そこで精一杯輝くことを考えなさい」と言った内容でしょうか。
今までの私は、この考え方に近い生き方をしてきたと思います。

いつも心にとどめている言葉は「過去と他人は変えられない」
「誰々さんのああいうところが気に入らない。 だから私が生きにくくなる」と考えるのではなく、先ず自分の考え方を変えることによって、
ストレスを軽減する方法と言えるでしょうか。

でも今回読んだ3冊目の本は、私のこの考え方を変えてくれました。
鈴木秀子さんの『あなたは、あなたのままでいてください』
本の内容は表題通りで、相手を尊重するけれど、自分もありのままでいいのだと言うこと。
自分も否定することなく、ありのままの自分でいていいのだと教えていただきました。
読み終わって肩の力がスッと抜けるのがわかりました。
私も私のままでいいのですね。

誰でも自分の考えを持って生きているのですから、相手がたとえ子供でも孫でも、私の考え方を強要することはありません。
無責任に見えるかもしれませんが、私はいつも見守っています。
みんな自分で考えてしっかりと生きていってくれると信じています。

コメント
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