南九州の片隅から
Nicha Milzanessのひとりごと日記
 





 今週の月曜日に自宅のパソコン(PC)が壊れてしまった。電源を入れてもウンともスンとも言わない。

 このPCを購入したのは2007年。つまりまだたったの3年しか経っていないのだ。
 PCは春モデル・冬モデルなど1年の間にも次々と新機種が出るため、よく3年一昔などと言われるが、それにしてもちょっと壊れるのが早いような気がする…。
 確かにPCは超がつくほどの精密機器なので、いつ壊れたりしても仕方がないと言えばそれまでなのだが…。

 まあ、壊れてしまったものはどうしようもない。
 次にするべきことは、PCのどの部分が壊れたかを把握することだ。

 今までの経験や友人等の話から、最も壊れやすいのはハードディスク(HD)ではないかと思う。HDは消耗品だというのは、PCを使う人ならば常識だろう。
 確かにここ半年間くらいに何度か、青背景に英語の羅列(いわゆる「ブルーバック画面」)が表示されて、PCが勝手に再起動したり、起動HDが一時的に見当たらなく(BIOS画面で認識しなく)なったりすることがあったので、そろそろ寿命が近づいているのではとはうすうす感じていた。

 そこで先日、1TBの外付けHDを購入した。
 で、時間を見つけては新HDへコピーをしていたのだが、デジカメで撮った写真だけでも膨大な量なため、なかなかコピー作業は進まないままだった。

 そこへ来ての今回のPCクラッシュ…。
 ああ、何で予備HDまで買ったのにデータを移さなかったんだろう。デジカメ写真だけでも、ここ5年間で約1万枚は撮り貯めているはずだ。メールなんてインターネットを始めた1996年からいったい何通分あるんだろう。
 かなり後悔…。

 しかし、一部の望みをかけ、パソコンショップでとあるケーブルを購入した。これは内蔵HDを、外付けHDのようにUSBで接続できるケーブルだ。IDEもSATAも両対応だ。
 幸いにも我が家にはもう1台、妻が仕事をしていた頃に使っていたノートPC(富士通)がある。そこで、旧PCから取り出した内臓HDを、このノートPCにおそるおそる取り付けてみた。
 HDからはいかにも情報を読み取っているという、あのカリカリという独特の音が聞こえてくる。

 結果、2台の内臓HDは生きていたことが判明した! 情報は無事だったのだ!


 これで一安心。
 それさえ分かれば、ある意味後はPCのどこが壊れていようが、もうそれは問題ないに等しい。
 ああ、本当によかった。

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