時々
中国の湖北省荊州市に建てられた三国志の英雄・関羽の像が「違法建築」であることが分かり、解体されることが決まったらしい。
高さ57mでビルで言えば20階建て分。建設費と撤去費あわせて55億円もかかるんだって!
さすがは世界2位の経済大国・中国だね。スケールがでかい。
にしても、荊州と聞けば、三国志ファンはいろいろと思い起こされる、感慨深い地名じゃないだろうか。
劉備が孔明を三顧の礼で迎え、張飛が単騎で橋を守り、趙雲が阿斗を救い、糜夫人は井戸に身を投げ、孔明は劉琦に梯子を外され、劉琮は曹操に暗殺され、・・・(中略)・・・そして、関羽が処刑された地。
このニュースの写真でも、関羽の首が亡くなってる(涙)。
処刑しないでよ(涙)。
にしても、時代が時代とはいえ、神様となったり英雄と言われる偉人も、案外、無駄な殺戮を行ったりしてるからね。
たとえば関羽は、一時的に下った曹操の元から劉備のところへ駆けつける際に、関所破りで何人もの役人を斬り殺してるし。
これは戦争じゃないよね。単なる違法行為でしょ。
関羽が義理堅いという「美談のエピソード」の1つだけど、関所の役人にだって妻や子、親がいただろうに、ただ与えられた仕事をしていただけなのに、報われないよね…。
信長、秀吉、家康だって、同じ。
いつの時代も、かわいそうなのは名も知れない下級役人や一般民衆。
そう考えると、いま生きてる私たち一般人の先祖は、厳しい時代をよく生き延びたよね!
すごいと思いません?
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■今日の行動
仕事
■今日の買い物
なし
■今日の献立
朝:野菜ジュース、バナナ
昼:お手製弁当
夕:焼き穴子丼