taraの日常

好きなものいろいろ

2017春の観劇~グレート・ギャツビー

2017-08-08 16:10:18 | 観劇
お久しぶりです。夏の大掃除は絶賛続行中でありますが、その合間に。えーっと…観劇感想はどこから書いていないのかなと。そうそう、5月の芳雄の「華麗なるギャツビー」からだわね。
 「グレート・ギャツビー」 5月22日(月)ソワレ 日生劇場 グランドサークル席…初めてかも。見やすかったです。さすが日生、いい劇場ですね!
<キャスト> ジェイ・ギャツビー:井上芳雄/デイジー・ブキャナン:夢咲ねね/トム・ブキャナン:広瀬友祐/ジョージ・ウィルソン:畠中洋/マートル・ウィルソン:蒼乃夕妃/ジョーダン・ベイカー:AKANE LIV/ニック・キャラウェイ:田代万里生
うーーん、この舞台はなかなか感想が書きにくくって。

…と…ここまで書いたところで、大掃除モードに入ってしまいました。昨日は台風一過の37℃日。今日お布団洗いとカーテン洗いをしなくっていつするっ!という意気込みでやってしまいました。カーテンは裾のほつれも縫っちゃったりして。
お仕事のお供はN響パーヴォヤルヴィのフランスプログラム。6月24日の定期公演録画であります。行きたかったんだけど…さくらんぼ狩りとバッティングしちゃったからね。うーーん、いい!ラヴェル「優雅で感傷的なワルツ」「ダフニスとクロエ」緻密で繊細、でも冷たく知的で洗練されている。甘いだけじゃない上品さ。

さて、芳雄の「グレート・ギャツビー」…まぁちょっと…微妙。例によってフィッツジェラルドの原作ははるか昔に読んでいるはずだが、さっぱり覚えていない…でも、こんなんだったかなぁ~?と。もっと謎めいていて冷たい印象のお話だったような気がする。幕間感想は「ナニこれ?月組?」って感じ。うーん芳雄くんはひたすらカッコよく、ねねちゃんはひたすら愛らしく…でもそれだけ。(ファンの方ごめんなさい!)もっともっとアメリカ禁酒時代の薄暗い背景を感じさせないと、なんだかしっくりこない。舞台美術もちょっとお粗末だったかなぁ?ギャツビー邸ってもっとアールデコで豪華絢爛でシックでかつ闇があって欲しかったなぁ。だからこそギャツビーが内に秘めた一途でシンプルな想いが際立つっていうか。今回の舞台では万里生くんのニックが良かったです。明るい上品なお坊ちゃんで、ギャツビーの正反対を生きる彼が語り部…なはずなんだけど、芳雄ギャツビーのどす黒い部分がよくわかんなかったから、いまひとつ残念な感じになってしまいました。再演しますかね?もしやるのでしたら、せめてギャツビー邸の舞台セットはご一考を!