taraの日常

好きなものいろいろ

お正月料理いろいろ

2021-01-07 19:34:36 | おうちごはん
今年の冬休みは、年明けの原美術館(また後日アップしますね)以外、全く予定なし。STAY HOMEの鑑のような暮らしをしています。暇&外食NGとなると、必然的にお料理頑張る!ということになります。今年は紀文のお正月セット(伊達巻/かまぼこ/昆布巻き/黒豆/栗きんとん)をネットスーパーで購入してみました。

   
おせち風オードブル、お雑煮、れんこんと里芋焼いたの、りんごのシロップ煮。

   
おせちメニューにだんだん飽きてきて、リメイク料理にはまる。伊達巻ときゅうりのおすし、なますとカリフラワーマリネを使ったシシャモの南蛮漬け風、かまぼこと菜の花のワサビ和え、大量みつば消費のための生姜焼き。
未だに冷蔵庫にいるのが黒豆と栗きんとん。特に栗きんとんは市販のものだけあって、がっつり甘くてどうにも加工しづらい。来年は自分で作るか~!

    
お正月用に買ったお花。写真練習用に何枚か撮ってみました。

琳派と印象派展~アーティゾン美術館

2021-01-07 06:19:44 | 美術
 
~東西の美術を「都市文化」というキーワードで再考する画期的な展覧会~ということで。なんだかちょっと…こじつけみたいな気もしないではありませんが、セザンヌと光琳が一緒に観られる!こりゃお得でわっ?ということで、12/19前期ぎりぎりにアーティゾン美術館に行ってまいりました。
 「洛中洛外図屏風」がお出迎え。
今回の展示は、アーティゾン美術館所有のお作品は写真可。いいですね~ふとっぱら混雑している会場では無理ですが、予約制のこの状況ならではの対応でしょうか。もちろん心に焼き付ける…ということも大事ですが、その場で受けた感動やこころの動きを何かしらのカタチで留めておきたいという人間の性には逆らえない。写真撮りまくってしまいました~(笑)
    
光琳「孔雀立葵図屏風」華やかです。残念ながら、光悦・宗達の「桜柳下絵新古今和歌巻」光琳「槙楓図屏風」はおよそから借りてきたお宝なので写真不可。どちらも、とてもとてもスタイリッシュでカッコよすぎる。
  
そして、モネ。いい睡蓮だと思います。手前に光琳「流水図広蓋」が展示してあって、一緒に眺めることができます。
        
印象派のお作品たち。ロダンも良かったし、ルノワールも光り輝いていました。
 宗達工房「保元平治物語扇面」
おとなりに扇面に描かれたマネ「白菊」ドガ「踊り子」が並べてあります。面白い展示です。

傑作その1 
  俵屋宗達「舞楽図屏風」
写真不可なので、いただきものの画像を。屏風仕立てになると、なんていうか…もっとググっとくる迫力と緊張感なんですよ。見降ろす目線で描くことで醸し出される浮遊感と空間の広がり。松と大鉦鼓の切り取り方もすごくシャープ!

傑作その2 尾形光琳「富士三壺図屏風」
近年発見の名作。うーーん、すごい!富士を描いた日本絵画(浮世絵も含めて)の原点がここにある!って思いました。雄大で勢いがある。前期しか見られないの残念。

傑作その3
    セザンヌ「サントヴィクトワール山とシャトー・ノワール」・鈴木其一「富士筑波山図屛風」
この大胆な展示、すっかりこころ奪われました。どこまでも永遠に続く圧倒的な「美」の世界。

  
エスカレーターを降りて常設展へ。
    
    
アボリジニアートいいねぇ。コンテンポラリーアートのコーナーにはソファがあって、ぼんやりと作品をみながら、傑作観賞の後の乱れたココロを鎮めることができます。
 
ミュージアムカフェで遅いお昼をいただきました。ホタテのオープンサンド、ディルの香りが爽やか。お皿が琳派だ!

この記事ですが、書くのにものすご~い時間がかかってしまいました。というのも、たくさんの画像の順番がぐっちゃぐちゃだったから。先日の日曜美術館で山口画伯が述べておられたのですが、先生にとってアートは「癒し」というより「過剰な興奮で器官を痛める」ものだそうです。……画伯~!!わかるぅぅ~!!この日の私のテンションはどこか変、まさにどこぞの器官がぶっ壊れた状態だったといえましょう(笑)。会場、少なくとも3周はしたと思う。その都度写真を撮ったり、なんか違うと思って消したり。本当にこころ踊る…というかこころ乱れる美術展でした。…実は、やはり後期も見たくなって(後期は「風神雷神図屏風」ですぞ!)チケット予約してしまいました。今度はもっと落ち着いておっとりと観賞したいものです。