taraの日常

好きなものいろいろ

2021年4月のおうちごはん

2021-10-20 15:01:30 | おうちごはん
東博お出かけのあと、4月25日から6月20日まで2か月近く緊急事態宣言期間となってしまいました。お出かけはしばらくなし…ということで、この際、おうち片付けを頑張る期間にすることにしました。もちろん、おうちごはんも頑張ります。
今はネットでレシピがすぐ検索できるから便利ですねぇ。昔、東京に出てきたばかりのころは料理を全く知らず(ごはんを炊くのも怪しかった…)、NHK今日の料理の「料理の基本」…みたいな1冊の本だけが頼りでした。おいなりさんを作るのに3時間かかり、半分涙目になりながら完成させたなぁ…今思うと、逆に何をすると3時間もかかるのか疑問(笑)。冷蔵庫の温度調節を知らずに、大根を凍らせてしまい、泣いたこともありました。…うぶかったわ~自分。

4月のおうちごはんのあれこれ一挙公開であります。…まあ、大したものは食べていませんが。
                      
一番の自信作は蕗みそのポテトチーズ焼き…かな。筍ごはんも何年かぶりで作りました。

鳥獣戯画展とモンドリアン展

2021-10-20 09:29:19 | 美術
2021年4月、今思えば、有り余る自由な時間、そして思いつくままにふらふらとお出かけする欲求が炸裂していた時期。そして撮りためた大量の画像…お花見、温泉、観劇…もう終わりかとおもうでしょ?いやいや、まだお出かけしているのですよ。4月23日は東博「鳥獣戯画展」とSOMPO美術館「モンドリアン展」をはしごしてまいりました。

お出かけ途中の花々。特に白いつつじは毎年楽しみにしているご近所花。濃いピンク(まさに”躑躅色”というそうです)がメッシュのように時々混じるのが可憐
  
上野到着~。よいお天気です。
          

さて、鳥獣戯画展。もちろん作品そのものも素晴らしいのですが、それ以上に学芸員さん達の作品の展示の仕方が秀逸。すべての入場者に楽しく、かつ充分に作品を鑑賞させたい!という熱い想いが溢れた会場でした。館内は撮影禁止なので、日曜美術館(なんと!日美初の生中継内覧会をやってました)のTV画面写真で思い出を。
甲巻の絵巻の前には…おお!歩く歩道です。歩道に向かう順路にはかわいい注意書き。乗り場には”足元注意”うさぎがスッテンコロリンの絵がレイアウトされていた…と記憶しています。わくわくしますね~
   
このやり方、いいよ!周囲を気にすることなく、絵の世界に入り込むことができます。どうですか、このカエルさんのおなかのなめらかでドライブ感にあふれる筆致!この表情の捉え方!
   丙巻にはねこちゃんもいるよ
明恵上人座像の展示も素敵でした。蔀戸から覗く空間はまさに樹上座禅像の世界。お軸は来なかったけど(てっきり来ていると思ってました)この空間で充分にその世界を体感することができます。うーーむ、新しい3D…かも。
  お軸はこれ→ 
面白かった~。東博の学芸員さんたち、本当にすごい!

もちろん、東博の本館もじっくり見る。上質な内装、調度…本館は建物自体も見どころ満載です。千手観音…息をのむような美しさ。アイヌさんの木のお皿がかわいい🐻
                       
正面お庭のベンチでものすごく遅いランチ(3時過ぎてた…)をいただいて、SOMPO美術館に向かいます。
     

改装後はじめて入るSOMPO美術館。昔は建物の上の方にあって眺望が楽しかったんだけどなぁ。でも、今のフロアも入りやすくていいのかもしれません。モンドリアンがいろいろな画風の変遷を経て「コンポジション」に到達する…それがよくわかる展示でした。
 モンドリアンのおうち。幾何学的なのになぜか温かい感じもする。

この日のお土産。あまりグッズは買わないほうなのですが…カエルさんたちがかわいくて、つい。ミュージアムショップの紙袋は壁のモザイク装飾模様なんだよ~