taraの日常

好きなものいろいろ

東京カフェめぐり②

2008-08-10 12:23:38 | 外ごはん
続いて20日。お姉ちゃんは吉祥寺に布地を買いにいくということだったけど、それはパス。しかし、姉ちゃん体力あるなぁ~わたしゃ、かなりバテバテでした。ランチは神楽坂で合流。

■神楽坂「神楽坂茶寮」
ちょっと待ち時間はあったけど、30分くらいでお店に入れた。神楽坂ってなんか懐かしい町並みが残ってていいよね。スーパーとかもあるし、次住むんなら神楽坂に住みたいな。
神楽坂茶寮は古いおうちをまるまる改装したお店で、しっとりな雰囲気が素敵。ランチはおばんざいのセット。抹茶のタルトも注文。ご飯もケーキも美味しかったけど、前日のイル・プルとカフェエイトのインパクトが強かったので「ふうむ、そうかあ~なかなかだね」という感じかな。でも、ゆったりしたお店なので、のんびりしたい時また行きたいと思います。テラス席もいいな

神楽坂では、お姉ちゃんに携帯を購入させた。今時、携帯もPCもないって…それはそれでいいんだけど、やっぱり不便なので購入することにした次第。春モデルってことでしたが、TVは見られるし可愛いペンギンは住んでるし…いいなあ、わたしも欲しくなっちった。



東京カフェめぐり①

2008-08-10 11:24:48 | 外ごはん
7月18日のサイゴン初日をお姉ちゃんにプレゼントした。実家で父母の世話をしてくれていていつもありがとうわたしが東京でこんなに好き勝手してのほほんと暮らせるのもお姉ちゃんのおかげです。
とても楽しんでくれたみたいで、どんだけ気に入ってくれたかというと、MD貸そうとしたら「心の中のイメージを大切にしたいからいいよ」ってことで。市村エンジのアメドリにものすごく感心していた。夢のように素晴らしい儚くて美しい、舞台ならではの表現だよね。

というわけで、19日・20日はお姉ちゃんと東京カフェめぐり。

■代官山「イル・プルー・シュル・ラ・セーヌ」
身体にいい素材と作り方にこだわったパティスリー。ケーキも美味しいけど、お店限定のトレトゥールランチを食しに11:30の開店と同時に入店(なんたって6席しかないし)散々迷ってクロックムッシュとピザのプレートをそれぞれ注文する。ラタトゥイユもパテのコンソメゼリーのせもアイスオレも、なんもかんも感心の味。素材が生きてるっつうか。画像はお店限定のミルフィーユ。テイクアウトで塩味のクッキーを購入したけど、価格が良心的でしかも傑作!の旨さ。エダムチーズと木の実が生き生きしている。しかも「美味孤高」「最高美味期限」…こだわり~!
その後恵比寿にある素材や製菓器具のお店にタクシーで移動。お姉ちゃんは粉とオレンジピールを購入。また美味しいもの作ってください、お願いします。

恵比寿で布地屋さんに寄ったけど…いまいち。なので、二子玉川のリネンショップへ行く。お姉ちゃんは洋裁にも凝ってて、お友達にブラウスを縫ってあげたりしているらしい。リネンブームってすごいなあ。みんなフワフワのチュニック風のブラウス着て、スパッツはいてペッタンコの靴で。ボディコンシャスな服とかもうだれも着てないよね。

■池尻大橋「カフェエイト」
ベジタリアンのためのご飯が食べられるカフェ。池尻大橋から結構迷いながらカフェ到着。雰囲気がいいですなあ、夏の夕暮れにぴったりなお店。やっぱりここでも迷いに迷い、サンドイッチとアヴォガドロールのプレートをそれぞれ注文。ワインも頼んだ。ビーカン料理なんだけど、その窮屈さを感じさせないゴージャスなプレートでした。余裕があったらケーキも食べたかったけど…。今度青山のお店(表参道の交差点のそばにあるらしい)に行ってみようかなと。

帰りは電車に乗る気がしなくて、バスを乗り継いで帰宅。大橋~渋谷、渋谷~中野。お姉ちゃんはこのバスの旅がすごく気に入ったらしい。「東京バスでカフェめぐり」とかのブログを書きな!とか言われちゃったよ。

ミス・サイゴン~7月編~

2008-08-10 08:53:36 | 観劇
ということで、サイゴンの観劇記録。

■7月14日プレビュー初日
市村・聖子・芳雄・岡・ほのか・泉見
2004年以来だったので、なんだか懐かしさとかで、いきなりわあああってなっちゃってあまり覚えてない。CDは聞いてたけど、やっぱり細かいところは忘れていて、あれ?こんなだっけ?とか確認するのが忙しかったし。けど、何度も胸が痛くなって泣いたですよ。プレビューなのにもの凄い完成度高かった。ヘリが飛び立っていくシーン、金網の外の市民の視線で行く先を追うようになっているんだけど、そのタイミングが…んっ??ってことくらいで。
芳雄クリス、2004年の時はGIじゃなくて「留学先で間違って戦争のごたごたにまきこまれちゃったお坊ちゃん」みたいな感じだったんだけど…今年は大人になってる!ちゃんと出戻りのGIに見えますぞ!「失敗した!何もかもだっ!」って吐き出すあのシーンも凄い切実で涙茫茫。
もうさ、終わった後しばらく呆然としちゃったよね。これはいかん!と。この夏はどんだけ東宝に貢ぐことになるのか…と実感した初日でした。

■7月21日マチネ
市村・玲奈・芳雄・岡・Ririka・神田
お誕生日だったので、スケジュール空けてたんだけど…すっぽかされたので、急遽おけぴでチケットGET。玲奈ちゃん・よちおペア鉄板。またまたがっつり泣かされた。

■7月26日ソワレ
市村・玲奈・藤岡・岸・ほのか・石井
きっしーのジョン…いいっ!岡ジョンはどっちかというと理知的なジョンだけど、きっしージョンはあったかくて厳しくて兄貴なジョン。藤岡くんの一生懸命さも凄くクリスにあってて良かった。

■7月30日ソワレ 会社なんて早退じゃ!
市村・ソニン・芳雄・岸・ほのか・石井
ソニン凄いぞ!技術とか演技とか歌とかがどうこう…をぶっ飛んだところにあるキム。まんまキム。泥だらけで人間として最低の暮らしをしていても、人生で一度だけ輝いた瞬間、それだけをよすがに生きているキム。誰にもココロを開かず、おびえてほえる野良犬のようなキム。ソニンちゃんは舞台でも浮いていた。カーテンコールですら、拍手をもらってもなんだかおびえていて。今しか見られないキムかもしれないので、観てない方は必見でございますよ。
終演後、本田美奈子のメモリアルイベントがありました。市村さんの静かな語りに涙。いくつかの映像が流れたけど、やっぱり舞台で見てみたかったなあ。ソニンじゃないけど、生舞台だから感じられるオーラっつうかあると思うんだよね。

サイゴン開幕!

2008-08-09 20:42:34 | 観劇
7月はホント暑かった…。やはり日本は亜熱帯地方に突入したのかもしれない。集中豪雨はもうスコールとしか言いようがないし。この際政府には「全日本南国化計画」とかやっちゃってほしいですな。とりあえず仕事の時もノーカラーノースリーブ解禁。仕事は早朝から3時くらいまでで、あとはダラダラする。職場にプール設置を義務付けする(ついでにプールサイドバーなんかも設置)仕事は南国ノリで進める(基本は「ノープロブレム!」の押しで、時間も1時間遅れは普通…なダラダラさ加減で、金額計算のミスとかも「あ、ごめんね~」の一言で済ます)…どうかしら?

7月は待ちに待った「ミス・サイゴン」が開幕。わたし、このミュージカルほんとに好きなんだよね。戦争ってさ、圧倒的かつ一方的な暴力そのもの。圧倒的暴力の前には人間の意志なんて根こそぎ踏み潰される。まるでブルドーザーに押しつぶされるみたいに。戦争は一部の人間の利益とか名誉のために引き起こされるものだと思う。そういう人達は地図の上に×とか→とかを書いて眺めてるだけ、そこには意思を持った人間がいるってことなんて考えもしないんだろうなあ。人間としての意思や誇り、生命そのものさえも捥ぎ取っていく圧倒的な暴力。でもやっぱり人間は、無駄とわかっていても抵抗する。その儚い抵抗は無駄かもしれないけれど、無力かもしれないけど、切実で真剣で胸を揺さぶられる。反戦とか人種差別とか、そういうのを超えたところにある人間の尊厳っていうものを改めて感じさせてくれる舞台なんだよね、わたしにとっては。
東宝のサブタイトルは「究極の愛」ってことになっているけど…わたしのサイゴンのサブテーマは「人間として生きるって難しくて滑稽で切ない」…かな。そう、サイゴンで描かれる人間はみんな生きることに必死だ。最後に死んでしまうキムでさえも。明日生きているかさえどうかわからない人生、だから毎日本気でぶつかって、自分も傷つきまわりも傷つける。それが生きるってことなのかもしれないね。