taraの日常

好きなものいろいろ

自虐の詩

2017-08-14 22:11:59 | TV
 
「幸せになりてぇすか?」 「ん〜、ちょっこら でえぇ、幸せになってみてぇ〜」
「近ぐさいでも 遠ぐさいでも あんだのこと忘れねぇ。うれしいどきも かなしいどきも あんだど友だちでいっから。ずっと友だちでいっから」

たまたま映画を見ました。中谷美紀と阿部寛はとにかくとして…中学時代の森田さんと熊本さんの友情に涙腺決壊。良くこんな役者さんを見つけてくるなぁ~。

2017春の観劇~レミ・鳥髑髏

2017-08-14 09:07:34 | 観劇
 「レ・ミゼラブル」 6月23日ソワレ 帝国劇場
【キャスト】ジャン・バルジャン:福井晶一/ジャベール:川口竜也/ファンテーヌ:知念里奈/エポニーヌ:松原凛子/マリウス:内藤大希/コゼット:清水彩花/テナルディエ:橋本じゅん/マダム・テナルディエ:鈴木ほのか/アンジョルラス:相葉裕樹
ようやく盆のない舞台や新演出にも慣れてきました。でも…なんていうか妙にさっぱりしてしまったというか、これは自分のせいでもあるとは思うんだけど。今期レミは新キャストがお目当て。じゅんさんのテナ、ほのかさんのマダムテナ、あいばっちのアンジョです。うん、3人ともちゃんとレミのカンパニーの一員でした。じゅんさんテナはコミカルなところは新感線っぽさを残しつつも、パリの場面では悪いやつ全開、しかも天性の悪人を演じていました。相葉君アンジョも歌全く問題なし。高音も無理なくのびのびと歌っており、爽やかなリーダーアンジョだったと思います。大役を無事に演じたな~とほっとしました(←上から目線、すんません

  
  劇団☆新感線「髑髏城の七人‐鳥」 7月3日ソワレ IHIステージアラウンド東京
【キャスト】捨之介:阿部サダヲ/天魔王:森山未來/無界屋蘭兵衛:早乙女太一/極楽太夫:松雪泰子/渡京:粟根まこと/兵庫:福田転球/少吉:少路勇介/沙霧:清水葉月/狸穴二郎衛門:梶原善/贋鉄斎:池田成志/右近健一/山本カナコ
あらためて豊洲市場前駅からの眺めを写真に撮ってみました。何もないところに劇場がぽつーーん。劇場前は草むら、仮設感半端なく凄いです。今後このタイプの劇場は定着していくのかな~?
さて、鳥髑髏。今回は前方席なこともあるし、どんなドクロを見せてくれるのかワクワクしながら会場へ。結果、キャストの個性を盛り込みに盛り込んだ新しいドクロでありました。サダヲ捨之介、忍者っぽくっていいじゃない!んでもって、サダヲ捨之介が見せてくれたのは、自分の過去の過ちに迷いながらも決別して新しい世界を作ろうとする、そのためにも天魔王を倒す!という明確でまっすぐな想い…かな。森山くんの天魔王は最早この世のモノではない化け物感が満載。太一くん蘭兵衛は殺陣が流れるように美しく。この二人の立ち回りは、息が止まるような美しさでありました。粟根さん、成志、右近さん、カナコさんの新感線メンバーも要所要所で持ち味発揮で嬉しいかぎり。ただ、ひとつだけ…歌はどうなんだろう?この劇場の特性なのかもしれないけれど「観せる」が優位で「聴かせる」は合わないような気がするなぁ~。


2017春の観劇~CLUB SEVEN zero

2017-08-13 18:31:47 | 観劇
なかなか観劇記録が進まないなぁ~(笑)やっとクラセンまで到達。
CLUB SEVEN、今年は原点に戻るということでZERO!当然、私も原点に帰ってワクワクしながら観に行きました!
  
6月16日ソワレ A version
6月19日ソワレ B version
【キャスト】玉野和紀/吉野圭吾/東山義久/西村直人/原田優一/蘭野はな/香寿たつき
最初は、ま~1回でいいかな~と思っていましたが、A観たら無性にBも観たくなって久しぶりに劇場で追加買いを…その場で貰えるポストカードはもちろん!MonkeyMAGIC🐒です!…でもどこで使ったらいいのかしら?
Aversion
ClubSevenテーマ/We R Who We R/ミュージカル家族 ヴァンパイヤー/全力家族/ご長寿クイズ!/蚊の家族/玉子とニャンコ/監督シリーズ 太陽に踊れ!大捜査!/ANOTHER DAY OF SUN/桜の季節
THE THEATER/50音ヒットメロディー/ClubSevenテーマ
Bversion
ClubSevenテーマ/We R Who We R/人生はすぎゆく/入れてくれ/じっちゃんばっちゃんとマイケル/続アンディー・ジィーンズ/玉子とニャンコ/監督シリーズ 太陽に踊れ!大捜査!/ANOTHER DAY OF SUN/桜の季節
THE THEATER/50音ヒットメロディー/ClubSevenテーマ

ね?豪華でしょ?懐かしい構成。もう多くは語るまい。涙が出るくらい大笑いしました。玉野部長はじめキャスト皆さんは変わらずにパワフルで素敵懐かしいキャラクターがてんこ盛り。2幕のミニミュージカルは今回はショービズの世界をスケッチしたものだったので、無理がなくて良かったわ~(前回の未来ものはちょっとヤバかったよね~(笑))そういえば…19日後ろの席でやったら指笛が上手い人がいるなぁと思ってたら…川平慈英さんでした「ハレルヤ」「五右衛門ロック」でお会いしています~握手していただいちゃいました。「フロッグとトード」観に行きますよん。
やっぱりクラセンは楽しいなぁ~Forever CLUB SEVEN

東京探訪~富岡八幡宮と清澄庭園

2017-08-13 11:43:52 | 旅行
東京行ったところがないところに行ってみようツアー、5月28日東西線門前仲町で降りてみました。お昼近くにおでかけしたので、まずはお蕎麦屋さんへ。
 萬壽庵さんでお蕎麦のランチ。
    富岡八幡宮は活気があって今なおバリバリ現役で生きている神社。良い気が流れていると感じました。
   
清澄庭園は思ったよりこじんまりしていて…手入れも今一つ…かな。でも人が少なくってのんびりできる芝生の広場がありました。
 ベンチに座って近くの千疋屋直営工場(?)で買ったオレンジゼリーをいただく。ここで新年号の話になり…「漢字2文字にこだわる必要はないよね」「'仲良し'とか良くない?仲良し元年生まれとかさ~仲良し世代とか、なんかほのぼのするよね」等の会話のあと、結局'LOVE&PEACE'でいいじゃん!という結論になりました。LP元年とか…結構ゴロがいいよね~(←バカ(笑))
さて、そんなダラダラ話をしながら、さらに門前仲町を散策します。
   庭園の傍にある寺院さん。薔薇がとても素敵なお庭だったので、撮らせていただきました。
  清澄白河はオシャレカフェで最近話題なところ。お目当てのカフェに行きましたが…混んでるしハイスツールの椅子って苦手なんだよね。なので途中にあった「理科室」(ここの雑貨も個性的で素敵)のそばの「フカダソウカフェ」のソファで寛ぐ。帰り道たまたま見つけた「チーズのこえ」さんも素敵ショップでした。ソフトクリーム美味しいチーズも種類豊富。
 清澄通り沿いの昭和な街並みを写真に収めて、今回の東京探訪は終了です。

ちょっと休憩、最近のことなど

2017-08-12 08:45:55 | 日常
6月に観た舞台のことを一気に書こうと思ったけど、「パレード」の事を書いていたら、なんだか気持ちがどよ~んと…なので、ちょっと休憩。
今年の夏は8月に入ってから梅雨みたいに曇り空が続いています。湿度はあるので暑いのか寒いのか、お出かけ着に困る。今日も渋谷ヒカリエに行くのだけれども、何を着ていくかなぁ?
さて、夏の大掃除は結構順調に進んでおります。あとは…換気扇とお風呂場集中掃除を残すのみ。取りあえず今年はこんなもんで。
  今年はなぜか油揚げに凝っております。足利のお蕎麦屋さんでいただいた揚げとミョウガの大根おろしあえを再現してみました。さらにピーマンと揚げの焼きびたしなんぞも頻繁に登場。
  そしてTVも見まくっております。引きこもりなので(笑)。ドラマはほぼ挫折。今のところは「ハロー張りネズミ」(第4話まじで怖いです~)「さぼリーマン甘太朗」くらいかな。NHKもなかなか頑張ってますね。香川照之51歳が燃える「昆虫すごいぜ!」実際画像とのコラボが巧みで渋い映像がちりばめられた(ライトの帝国ホテルや椅子ががっつり見られます)Nスぺ「東京裁判」。面白かったです。


2017春の観劇~パレード

2017-08-11 13:12:40 | 観劇
 「パレード」 6月3日 池袋東京芸術劇場プレイハウス
【キャスト】レオ・フランク:石丸幹二/ルシール・フランク:堀内敬子/ブリット・クレイグ:武田真治/トム・ワトソン:新納慎也/ニュート・リー:安崎求/ミセス・フェイガン:未来優希/フランキー・エップス:小野田龍之介/ジム・コンリー:坂元健児/ローン判事:藤木孝/ヒュー・ドーシー:石川禅/スレイトン知事:岡本健一

1913年の米国アトランタで実際に起きた冤罪事件である「レオ・フランク事件」を題材としたミュージカル。…暗い…重い…そして救いのないバッドエンド。でもなんか心に残る舞台でした。
平和ボケの現代日本にいる私には、南北戦争が今だ遺恨を残すこの時代のアメリカの人種差別の気運の本当のところはわからないのかもしれません。でも…自分より弱いもの劣ったものを探して攻撃することでしか自分の存在価値を確かめることができないって人間は確実に今の時代も存在するよね、悲しいことに。そして周囲の状況によって巧みに立ち位置を変えて自分を守る。いけにえを追いつめる人間の残酷さは…ある意味「パレード」の様にハイテンションで進むのであります。今回の舞台の豪華キャスト達は個々の「人間」をがっつり表現していました。個々の人間がリアルに表現されているからこそ、浮かび上がる時代の空気感。
舞台美術もなかなか良かったです。不吉な1本の巨木と降りしきる紙吹雪…どうやって片付けるのかしら?(←こんな深刻なお芝居でヴァンパイアを思い出してしまったわたくしを許して…)と思ったら、最後までそのままでお花畑になったり落ち葉になったり。狂ったように降りしきる紙吹雪はレオの、そして人間の運命を翻弄する集団狂気のうねりのようにも思えます。つらい舞台ではありましたが、秀逸でした。

2017春の観劇~髑髏城の七人‐花

2017-08-10 11:43:24 | 観劇
行ってまいりました、豊洲の360度シアター。
 劇団☆新感線「髑髏城の七人Season花」5月31日 IHIステージアラウンド東京
【キャスト】捨之介:小栗旬/無界屋蘭兵衛:山本耕史/天魔王:成河/極楽太夫:りょう/兵庫:青木崇高/沙霧:清野菜名/狸穴二郎衛門:近藤芳正/贋鉄斎:古田新太

真田十勇士を観たときに、映像を多用してのエンターティメントに徹した舞台で、なんか新しい!と思ったのもつかの間…360度シアターはもっと凄かったです。360度ぐるりと客席を囲む高さと奥行のある舞台、場の転換がスピーディーなので息を継ぐ暇がなく引き込まれます。そして圧倒的なプロジェクションマッピング、舞台との一体感が素晴らしい。今、髑髏城の世界にいて物語を見ている感が半端ない。まさに「体感する」舞台!いや~これは是非皆さん行って感じて欲しい。間違いなくこれからの舞台の一つの方向であると思いました。…しかし…問題は今のところココを使いこなせるのは新感線くらいなのではないかということ。2020年までTBSさんはどう埋めていくのかしら?
ドクロは2004年の赤ドクロ(今はなき新宿厚生年金会館でした!懐かしい!)以来すべて観ており、我ながら呆れます(笑)。ストーリーはわかってはいるのだけれども…毎回見どころがあり、観終わった後の満足感、スカッと感が約束されている。ので観ちゃうのよね。今回のドクロもこうなったらコンプリートする予定。風までは押さえましたが…月はダブルキャスト?さらに極とな?またチケットとりが大変

花キャストはどのキャストも申し分なく。小栗くんの捨乃介はワカドクロの時に比べて殺陣の動きや着流しの所作が格段に良かった!山本くんの無界屋蘭兵衛も、殺陣や動きとも期待通り美しく無駄がない。天魔王ソンハさんも卑屈な小物感がとても良い!そして、贋鉄斎古田さんは…ずるい(笑)!出てきただけで客席を持っていくもんなぁ~。そしてあんなにちゃらけているのに、なんだか最後は男気を感じさせるあの役作り。凄いお人です。それから、裏切り三五の河野まさとさん(好きなの~)、磯平の磯野さん、逆木さん、エマさん、吉田メタルさん、村木さんといったおなじみの新感線メンバーも健在で嬉しいかぎり。

しかし、今回の舞台で360度シアターの良さが最も効果的に使われたのは、もしかしてエンディングではなかろうか。…これはぜひ、みなさん舞台で観てね!

2017春の観劇~グレート・ギャツビー

2017-08-08 16:10:18 | 観劇
お久しぶりです。夏の大掃除は絶賛続行中でありますが、その合間に。えーっと…観劇感想はどこから書いていないのかなと。そうそう、5月の芳雄の「華麗なるギャツビー」からだわね。
 「グレート・ギャツビー」 5月22日(月)ソワレ 日生劇場 グランドサークル席…初めてかも。見やすかったです。さすが日生、いい劇場ですね!
<キャスト> ジェイ・ギャツビー:井上芳雄/デイジー・ブキャナン:夢咲ねね/トム・ブキャナン:広瀬友祐/ジョージ・ウィルソン:畠中洋/マートル・ウィルソン:蒼乃夕妃/ジョーダン・ベイカー:AKANE LIV/ニック・キャラウェイ:田代万里生
うーーん、この舞台はなかなか感想が書きにくくって。

…と…ここまで書いたところで、大掃除モードに入ってしまいました。昨日は台風一過の37℃日。今日お布団洗いとカーテン洗いをしなくっていつするっ!という意気込みでやってしまいました。カーテンは裾のほつれも縫っちゃったりして。
お仕事のお供はN響パーヴォヤルヴィのフランスプログラム。6月24日の定期公演録画であります。行きたかったんだけど…さくらんぼ狩りとバッティングしちゃったからね。うーーん、いい!ラヴェル「優雅で感傷的なワルツ」「ダフニスとクロエ」緻密で繊細、でも冷たく知的で洗練されている。甘いだけじゃない上品さ。

さて、芳雄の「グレート・ギャツビー」…まぁちょっと…微妙。例によってフィッツジェラルドの原作ははるか昔に読んでいるはずだが、さっぱり覚えていない…でも、こんなんだったかなぁ~?と。もっと謎めいていて冷たい印象のお話だったような気がする。幕間感想は「ナニこれ?月組?」って感じ。うーん芳雄くんはひたすらカッコよく、ねねちゃんはひたすら愛らしく…でもそれだけ。(ファンの方ごめんなさい!)もっともっとアメリカ禁酒時代の薄暗い背景を感じさせないと、なんだかしっくりこない。舞台美術もちょっとお粗末だったかなぁ?ギャツビー邸ってもっとアールデコで豪華絢爛でシックでかつ闇があって欲しかったなぁ。だからこそギャツビーが内に秘めた一途でシンプルな想いが際立つっていうか。今回の舞台では万里生くんのニックが良かったです。明るい上品なお坊ちゃんで、ギャツビーの正反対を生きる彼が語り部…なはずなんだけど、芳雄ギャツビーのどす黒い部分がよくわかんなかったから、いまひとつ残念な感じになってしまいました。再演しますかね?もしやるのでしたら、せめてギャツビー邸の舞台セットはご一考を!