浸水被害の損賠訴訟、京都・向日市も控訴へ 市会が議決

2018-04-09 09:42:43 | 政 governing

 京都府向日市議会は4日、臨時市会を開き、雨水貯留槽(同市寺戸町)の施工不良が原因で浸水被害が出たとして市が業者6社に約1億4800万円の損害賠償を求めた訴訟について、3月23日の京都地裁判決を不服として大阪高裁に控訴するとした議案を全会一致で可決した。

 地裁判決は、貯留槽を覆う遮水シートの接合不良が原因で2009年7月に近隣の住宅に浸水被害が出たとして、2社に対して同市に計8100万円を支払うよう命じた。

 議会で安田守市長は、控訴の理由について▽元請け業者への請求が認められていない▽貯留槽をプラスチック製から鉄筋コンクリート製に変更して再設置した工事費用が認められていない▽被告業者が控訴している―ことなどを挙げて説明した。

【 2018年04月05日 11時02分 】



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