避難所「余震で眠れず」 京都、公共施設の休館相次ぐ

2018-06-24 09:48:06 | 災 disaster

 大阪府北部地震から一夜明けた19日、震度5強~5弱の揺れに見舞われた乙訓地域では、学校施設の安全確認や公共施設の閉鎖が続いた。同日未明から早朝にかけて余震が相次ぎ、避難所へ身を寄せる人も。20日には大雨が予想されており、各市町は住民に向けて警戒を呼び掛けている。

 大山崎町では、大山崎ふるさとセンターなど避難所2カ所で住民や帰宅困難者計7人が一晩を過ごした。同町の男性(84)は「余震で目が覚めてしまい、全然眠れなかった。くたびれたわ」と疲れた表情を見せた。

 瓦が落ちるなどの被害があった民家では雨に備え、午前中から屋根にブルーシートをかける様子が見られた。町は建物などの被害の調査パトロールを実施。約50件で屋根瓦のずれ落ちや、外壁の亀裂を確認した。

 地震の影響で町体育館は大体育室と小体育室を当面、臨時休館とし、関係者が今後の対応を協議した。町歴史資料館も臨時休館した。中央公民館図書室は午前中休館し、職員が棚から落下し散乱した本の整理に追われた。

 地震直後から町内ほぼ全域で起こった水道の濁水は18日午後8時ごろに復旧した。

【 2018年06月20日 12時00分 】



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