町家に華やぎ、ひな人形集う 京都・長岡京、住民持ち寄り展示

2017-03-01 10:42:56 | 民 people
 桃の節句を前に、乙訓地域の住民らが持ち寄ったひな人形を集めた「ふれあいひな祭り」が、京都府長岡京市神足2丁目の市立神足ふれあい町家で開かれている。華やかな衣装をまとった内裏びなやつるし飾りなどが、来場者の目を楽しませている。3月5日まで。

 町家の中の空間で日本の伝統文化に触れてもらおうと、同施設が毎年催している。ひな人形は乙訓2市1町の住民などから寄贈を受けたものなど計11セットを展示している。

 1879(明治12)年作の男びなと女びなは柔和な表情が特徴的で、着ているはかまや十二単(ひとえ)には精緻な刺しゅうがあしらわれている。7段飾りには、楽器を携えた五人囃子や、細やかな模様が入った小道具などが並び、熱心に写真を撮る人の姿が見られた。

 昨年も見に来たという東翔太さん(33)=同市久貝=は「これだけの規模のひな人形は家には置けない。種類もたくさんあり、思わず見入りました」と笑顔を見せた。

 午前9時~午後6時。無料。問い合わせは同施設TEL(951)5175。

【 2017年02月20日 10時20分 】


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