森林環境 大切さ体験 長岡京・市民団体や企業集いフェア

2011-12-04 13:32:43 | 会 party
森林の整備に取り組む市民団体メンバーの指導で、間伐材を使ったバッジ作りを楽しむ子どもや親子連れ(長岡京市中央公民館) 環境保全に取り組む市民団体や企業などが一堂に集う「長岡京市環境フェア・市民環境フォーラム」が3日、同市天神の市中央公民館で開かれた。国際森林年に当たる今年は、森林整備に当たる市民団体の活動が展示などで紹介されたほか、間伐材を使った工作教室もあり、来場者は体験も交え環境保全の大切さを学んだ。

 フェアは、市が2009年、環境都市宣言に伴って環境への関心を高めようと初めて開催。フォーラムは、市民団体「市環境の都づくり会議」を中心に02年から続けられており、15回目。フェア開始以後は両者共催で同時に実施している。今年は約40の企業と市民団体などが参加した。

 会場では、森林が地球環境に果たす役割や、市と森林組合、複数の市民団体が取り組んできた森林の保全と再生の歩みなどを、パネルや映像で紹介。西山に生息する希少な動植物の写真も並び、来場者が興味深そうに見入っていた。

 西山の間伐材を使った木工体験では、親子らがバッジを作った。薄く輪切りにした枝や木の実などを張り合わせ、チョウや鳥、アンパンマンの顔などに仕上げる作業に夢中で取り組んだ。

 チェーンソーアートの実演や薪(まき)ストーブの展示、丸太切り大会もあり、多くの市民が楽しんだ。環境をテーマにした児童の発表と作品展示や、「環境の都賞」の表彰も行われた。

【 2011年12月04日 09時57分 】

森林環境 2011
クリエーター情報なし
森林文化協会


最新の画像もっと見る

コメントを投稿