京都府宇治田原町は4日、ふるさと納税の寄付者に贈る「ふるさと特産品」を出品する事業者向けの説明会を、同町岩山の町総合文化センターで開いた。地図で見るとハートの形になることから町が掲げる「ハートのまち」をアピールする商品開発に向け、町の担当者が補助制度も紹介した。
新規出品予定者を含む10社が参加した。町は、ハートにちなんだ商品開発事業に補助金を出す制度を先月に始めたことを説明し、新商品開発を呼び掛けた。
同町の昨年度のふるさと納税寄付額は1151件2158万円で、過去最高額を更新したが、制度開始から10年目を迎え、寄付の継続が課題となっている。町は、説明会の参加者からも継続寄付につながるアイデアを募った。
シイタケなどを出品している中辻農園代表の中辻政隆さん(45)は「町のPRも含めた出品の動きがもっと広まってほしい」と話した。出品者の募集は29日まで。町企画財政課0774(88)6632。
【 2018年06月05日 11時52分 】
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