石清水八幡宮(京都府八幡市八幡)は4日午後7時から、国宝の本殿や、参道などをライトアップする特別拝観「石清水灯燎華(とうりょうか)」を催す。1日夜に試験点灯が行われ、灯籠で照らされた境内が幻想的な雰囲気に包まれた。
2000年から毎年開催している。本殿では、憤怒した八幡大菩薩(ぼさつ)ら神様を描いた掛け軸「篝火御影(かがりびのみえい)」を特別公開。清峯殿に は、石清水祭の復興援助を申し出る「岩倉具視書状」(重要文化財)と「神祇官(じんぎかん)達書」(同)の初公開2点を含む21点の文化財を並べる。笛や 和楽器の奉納、茶席(有料)もある。
午後9時まで。拝観料千円(小中学生500円、境内参拝は無料)。荒天時は5日に順延。当日限定で月夜に浮かぶ社殿をデザインした「石清水灯燎華本蒔絵(まきえ)朱印帳」(3千円)を授与する。
清峯殿では3~6日午前9時から午後4時まで「神仏霊場会発足10周年記念特別展」も開催する。500円。問い合わせは石清水八幡宮075(981)3001。
【 2018年05月02日 16時30分 】
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます