「お香の日」(4月18日)を前に、体験イベント「お線香づくりの“ひみつ”を探れ!」が14日、長岡京市勝竜寺の香老舗「松栄堂」長岡京工場で開かれた。来場者約200人が、線香製造体験や香り体験、香る粘土遊びなどを通じ日本の伝統文化に触れた。
同工場でのイベント開催は初めて。線香製造体験では来場者が練った線香24本を機械で押し出して竹べらで切る工程に挑戦。母ときょうだいの計4人で参加し た大久保小6年の荒木秋音君(11)=宇治市広野町=は「柔らかそうだったけれど切るのが難しかった。押し出した時に、とてもいい匂いがした」と話した。
来場者は工場を見学したほか、材料の香木「白檀(びゃくだん)」の粉末と「丁子(ちょうじ)」や「桂皮(けいひ)」など6種の漢薬香料の香りを嗅いで体験 した。線香の粉末を紙粘土と混ぜた「香る粘土」をクッキーの型に入れてクマやネコなどを作り、全問正解で漫画「お香のすべて」がもらえるクイズも楽しん だ。
体験イベントは15日(午前9時半~午後4時半)も開かれる。JR長岡京駅から送迎バスを運行する。参加無料。問い合わせは同工場075(955)0101。
【 2018年04月15日 09時51分 】
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