「絆」復活へ親睦会 向日の地田町内会

2012-10-27 12:49:04 | 会 party
高齢化が進むなか、住民同士がなごやかに親睦を深めた地田町内会(向日市上植野町) 人口急増期に移住してきた世帯の高齢化が進むなか、京都府向日市上植野町の地田(じでん)町内会は、「住民同士のつながりを復活させよう」と近年では途絶えていた夏祭りイベントに代わって、住民同士が気軽に集う親睦会を催した。

 市社会福祉協議会は、本年度の活動のテーマに「ご近所福祉」を掲げ、住民が互いに見守り、支え合うことをめざしている。

 JR東海道線東側の田畑だった地田地区は1969年以降、民間業者の開発で一戸建て住宅への入居が始まった。第5向陽小や第六保育所ができたこともあり、働き盛りで子育て中の世帯が移り住んだ。子どものソフトボールチームとともに親のチームも活動したり、夏祭り行事も盛大に催された。現在では39世帯のうち高齢化世帯が半数以上を占める。夏祭りやソフトボールの活動は中止された。

 21日に町内のガレージで催された「つながって地田 秋の親睦会」では住民が食事やジャンケン大会、抽選などを楽しんだり、会話が弾んだ。

 町内会長の千田勉さん(69)は、子育てに恵まれた環境に魅力を感じて京都市内から移り住んだという。「互いに年齢を重ね、災害時などでも助け合うことが重要になる。気軽に顔を合わせる機会ができたことはよかった」と話している。

【 2012年10月23日 09時47分 】


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