咲き終わった開花竹、黄金色に輝く 京都・向日

2017-12-05 09:28:41 | 木 plants
 稲穂のように枝から薄茶色の花穂(かすい)が垂れ下がっていた。京都府向日市物集女町の竹林で、花の咲き終わった珍しい開花竹が28日までに見つかった。太陽が当たると黄金色に見え、青々とした竹林の中でひときわ目立つ。

 竹林を所有する60代の農家が8月の作業中に敷地内に様子の違う竹を8本確認し、これまで見守ってきた。「約40年間ここでタケノコを育ててきたが、初めて見た」と驚く。

 京都市洛西竹林公園(西京区)の渡邊政俊専門医は「竹の開花の詳しい周期やメカニズムは解明されていないが、珍しい現象であることに間違いない。春から夏にかけて花をつけるため、現在は咲き終わった後の姿だろう」と話す。開花すると翌年には枯れてしまうという。

【 2017年11月29日 10時37分 】


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