
天王山で間伐した竹はこれまで、現場で朽ちるまで放置していた。町はせっかくの資源を有効活用しようと、府の森林環境税からの交付金を充てて樹木粉砕機1台(約150万円)を購入した。機械の粉砕口に竹や樹木を入れると内部の刃で5~40ミリのチップ状に粉砕する。チップは堆肥などの土壌改良材や肥料、雑草の発生を抑えるマルチング材にも再利用できる。
町は天王山で竹林整備活動を続ける住民団体に貸与するほか、有料で整備を委託している団体などには有償で貸し出す。竹チップは4月以降、町で開催されるイベントなどで希望者に配布し、園芸などに活用してもらうことを検討している。
【 2018年01月20日 16時00分 】
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