緑のカーテン「洛いも」、大物も 京都・向日

2017-11-20 11:04:11 | 木 plants
 夏の日差しを和らげ、省エネ効果のあるグリーンカーテンとして栽培した「洛いも」の収穫がこのほど、京都府向日市上植野町の府乙訓総合庁舎で行われた。

 洛いもはヤマイモ科の「ダイショ」。同庁舎では府乙訓保健所が主にゴーヤーを同カーテンとして利用してきたが、昨年から精華町とブランド化に取り組む府立大の提案を受けて栽培している。

 今年は庁舎で洛いもの苗38株をコンテナなどに植えて3カ所の壁際で栽培したほか、希望する府民にも約50株を配布した。同保健所によると、同カーテンの省エネ効果は大きかったという。

 収穫ではコンテナなどをひっくり返し、固まった土を崩して洛いもを取り出した。天候不順と害虫被害で育ちが悪く、収穫量は昨年に比べ6キロ少ない約24キロだったが、中には一つ1キロを超す「大物」もあった。同保健所は「来年度も府立大から苗の提供を受けて取り組む」と話した。

【 2017年11月16日 11時37分 】


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