大阪府島本町の歴史や名所を扱った「郷土かるた」の原画展が、同町桜井の町立歴史文化資料館で開かれている。町内在住の切り絵作家が製作。天王山を源流とし、後鳥羽上皇らが行幸したと伝わる「水無瀬滝」など、素朴な雰囲気の5点が並んでいる。
原画は、地元の伝承を広く伝えようと藤田季芳さん(86)=山崎3丁目=が1984年に作った。45点あり、資料館が3年前から毎年1月に5~7点ずつ順番に展示している。
今年は水無瀬滝のほか、水無瀬神宮境内に残る重要文化財の茶室「燈心亭(とうしんてい)」や、江戸時代の淀川大洪水で川沿いの寺院に流れ着いたとされる如来像の原画を掲げた。紅葉に彩られた滝の流れや、かやぶきの茶室の落ち着いたたたずまい、川から如来像をすくい上げる笑顔の民衆が描かれている。
訪れた人は「むかしより 水枯れしらぬ 水無瀬滝」「七草の 天井名高き 燈心席」など、読み札とともに展示された温かみのある原画をゆっくりと眺めた。29日まで。無料。
【 2012年01月17日 11時14分 】
原画は、地元の伝承を広く伝えようと藤田季芳さん(86)=山崎3丁目=が1984年に作った。45点あり、資料館が3年前から毎年1月に5~7点ずつ順番に展示している。
今年は水無瀬滝のほか、水無瀬神宮境内に残る重要文化財の茶室「燈心亭(とうしんてい)」や、江戸時代の淀川大洪水で川沿いの寺院に流れ着いたとされる如来像の原画を掲げた。紅葉に彩られた滝の流れや、かやぶきの茶室の落ち着いたたたずまい、川から如来像をすくい上げる笑顔の民衆が描かれている。
訪れた人は「むかしより 水枯れしらぬ 水無瀬滝」「七草の 天井名高き 燈心席」など、読み札とともに展示された温かみのある原画をゆっくりと眺めた。29日まで。無料。
【 2012年01月17日 11時14分 】
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