子の健全育成へ市と教委連携 京都・長岡京市が教育会議

2015-06-01 17:37:30 | 政 governing
 新教育委員会制度に移行した京都府長岡京市の総合教育会議の初会合が26日、市役所であった。中小路健吾市長や山本和紀教育長、教育委員4人が出席し、市長が策定する教育に関する大綱などについて話し合った。

 同市は乙訓地域でいち早く新教委制度を導入した。法改正の経過措置があり、向日市と大山崎町は今後移行する。総合教育会議は市長と市教育委員会で構成し、大綱策定や教育の条件整備など重点的な施策、児童生徒の生命・身体の保護など緊急時の措置について協議、調整する。

 初会合の冒頭、中小路市長は「総合教育会議は市長部局と市教委の貴重な対話の場。それぞれの立場で議論し、子どもの健全育成につながるように努めたい」とあいさつ。山本教育長も「市長と十分に連携して教育行政を進めていきたい」と話した。

 同会議の議長を市長とすることなど運営要綱を決めた。大綱の策定では、目指す教育像を示した市教育振興基本計画(2011年度から10年間)が中間年度を迎えたことから、本年度に見直し作業を行った同計画を大綱として位置づけることにした。

【 2015年05月28日 11時15分 】


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