校内田んぼで初稲刈り 神足小児童、住民と育てる

2010-10-14 16:16:30 | ブログ Weblog
京都府長岡京市神足の神足小で13日、児童が地域住民の協力で整備した校内の田んぼで、初の稲刈りに汗を流した。

 同小では今年5月、総合的な学習で子どもたちに稲作を体験してもらおうと、運動場脇で田んぼ作りに着手。卒業生や地域住民の協力で、トラックを使って近くの休耕田から土を運び込み、学校そばの犬川からポンプで水を引き上げ、134平方メートルの水田を整備した。

 グラウンドの土は水はけが良い分、田んぼに水がたまりにくいなどの課題を乗り越えて土壌改良を進めた。1~3年生が素足で水田の泥を踏んで耕し、6月には5年生がヒノヒカリの苗を植えた。田んぼには、子どもたち手作りのかかしが立てられ、湯浅重男さん(62)ら学校運営協議会のメンバー6人が肥料などの世話を続けてきた。

 初収穫となるこの日は、黄金色の稲穂が風に揺れる田んぼで、5年生80人が、かまで丁寧に稲を刈り取って束ねた。収穫量は玄米60キロ分に当たり、精米して給食やポン菓子作りに使用する予定。上田彩葉さん(11)は「虫が飛んできたりして大変だったけど、上手に刈れた。お米を食べるのが楽しみ」と話していた。

【 2010年10月14日 11時00分 】京都新聞



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