競輪場廃止方針、容認の姿勢 向日市会で市長

2011-12-13 19:10:58 | 政 governing
 京都府向日市の久嶋務市長は、京都向日町競輪場の存廃をめぐり、山田啓二府知事が廃止方針を表明したことを受け12日、「府として一定の見解を示された」とし、「今後も雇用対策や跡地の利活用策などについて、府に意見を申していく」と事実上、府の方針を追認する姿勢を示した。

 同日開かれた市議会12月定例会の一般質問で答えた。

 山田知事の表明を受けて議員が「廃止で良いのか、継続を求めるか、市の考えを示す時期」と迫った。久嶋市長は、競輪場の存廃をめぐる府からの意見照会で、同市と長岡京、大山崎の各市町が「府が判断すべき」と回答したことを受け、「設置者である府として一定の見解を示された」との認識を示した。

 また、市は意見照会への回答で、廃止された場合の雇用や跡地利用などの対策を求めており、知事答弁はこうした対策の必要性にも触れていることで「市の要望に十分な配慮をいただいた」と評価。その上で、「今後も各対策について府に意見を申していく」とし、廃止の方針は基本的に容認する姿勢をみせた。

【 2011年12月13日 12時40分 】


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