車両点検に興味津々 JR西支所、小中生が見学会

2017-08-08 07:03:55 | 会 party
 鉄道車両の点検整備を担うJR西日本吹田総合車両所京都支所(京都府向日市鶏冠井町)で4日、見学会があった。市内の小中学生が普段は特急電車に使う見学用車両に乗り込み、回送列車を点検する作業員の仕事ぶりや清掃の様子を見つめた。

 親子ら約120人の一行は、京都駅と白浜駅を結ぶ特急「くろしお」の増結用車両で、JR西管内で広さが最大級の同支所(約28ヘクタール)に張り巡らされた線路を行き来した。

 草津線の普通電車となる回送列車とすれ違った際には、屋根で作業員がパンタグラフの動作を点検したり、ブレーキやタイヤのねじの締まりをハンマーで確認したりする様子を観察。「どうやって電気が流れるの?」「底のバネの役割は?」と次々と質問が上がり、洗車機をくぐると車内に大歓声が響いた。

 同市上植野町から参加した第5向陽小3年藤田真成君(8)は「電車は乗るのも撮るのも大好き。ずっと見ていたい」と話し、動画や写真を繰り返し撮影していた。

 見学会は、夏休みに合わせて向日市教育委員会が毎年1回企画している。

【 2017年08月05日 11時12分 】


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