古民家や社寺…歴史風景の絵画展 京都・向日

2016-06-05 16:51:22 | 会 party
 京都府向日市を中心に乙訓地域の古民家や社寺、田園風景などを描いた絵画展「むこうし・おとくにの歴史ある風景」が4日、向日市寺戸町の市文化資料館で始まった。約10年から30年前の町の姿が、水彩画の優しい色合いとタッチで描かれている。

 地域の景観を記録する歴史的な資料として、作品を通じて広く乙訓の様子を知ってもらおうと、同資料館が開いた。

 向日市や近畿の風景を描き、2009年に亡くなった伊藤八龍さんの作品と、向日市在住で油絵や水彩画を手がける木村吉太郎さんの作品計約30点が展示されている。

 青々とした竹が静寂な雰囲気を醸し出す竹の径(みち)や、桜が満開の向日神社参道のほか、西国街道沿いにあった商家や加工でんぷんの工場など、現在は失われた建物や風景もあり、訪れた人たちはじっくりと見つめていた。

 7月10日まで。無料。一部の作品は展示替えする。

【 2016年06月05日 10時10分 】


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