京都市伏見区の伏見稲荷大社の儀式殿で、昨年7月の本宮祭のあんどんに貼られていた絵の展示が行われている。四季折々の花や風景を描いた作品が並び、参拝者の目を和ませている。
本宮祭は毎年7月下旬に行われる。祭りの間、境内には日本画家らの奉納画に彩られた約400個のあんどんが並び、夏の風物詩となっている。今回の展示では、280人が描いた397点の奉納画を画帳に仕立てて展示している。
桜やコスモスといった季節の花や保津峡の風景画、源氏物語の一場面などを主題にした作品が並び、あんどんに貼られた状態とは異なる風情を味わえる。大社は「同じ絵でも異なる作品のように見える。祭りの時と見え方の違いを楽しんで」と話す。10日まで。入場無料。
【 2018年10月06日 09時30分 】
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