マイボトル用のティーバッグ販売開始 京都、曜日ごと5種類

2018-09-21 20:40:35 | 商 trading

 京都府京田辺市の若手茶業者が開発したマイボトル用ティーバッグ「テトテ」の販売が始まった。事業資金はインターネットで調達した。急須で入れる茶葉の消費は低迷しており、販路拡大に期待を寄せている。

 茶葉製品開発販売「都茶寮」(同市田辺)の北川欽也代表(38)と茶農家西川泰徳さん(37)が企画した。

 商品は、山城地域で生産された玉露や煎茶、紅茶、碾茶(てんちゃ)、ほうじ茶の5種類のティーバッグを曜日ごとに楽しみ、週末は天然香料入りの煎茶5種類から選ぶ趣向。マイボトルに、水や湯とともに入れておくだけでできる。

 10万円を目標にネットで資金を募るクラウドファンディングを3月末から2カ月実施し、全国251人から10倍以上の計114万7200円を得た。

 北川代表は「まだまだ茶を飲んでもらえる人はいる。産地として売り方を見直すいいきっかけになった」と手応えを語り、「茶農家の顔が見える商品作りにつなげたい」とラインアップの拡充を計画している。

 購入はテトテ京都のオンラインストアで。

【 2018年09月12日 15時30分 】



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