歌人・辰巳泰子の公式ブログ

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ふろふきのことなど。

2013-02-04 01:22:37 | 日常
飛び魚の煮付。



家の人は、うまいけど骨が……と、がちゃがちゃ文句を言っていました。
でもまぁ、ほぼ、きれいに食べていました。



飛び魚の唐揚……というか、ムニエルのようなもの。
冷蔵庫で一晩、塩干ししてから、揚げました。
家の人、絶賛。
骨がどうのと、文句を言わず、「飛び魚はうまい」と、記憶したようでした。




三浦大根(三鷹で収穫されたもの)の、ふろふき。
飛び魚と昆布と、干し鱈のおだしで、何度も煮返し、炊きました。

火の通りやすい厚みにします。

泰子のおっかさまは、自分のお姑さんが、寝たきりになったとき、ラ・フランスを、薄く、薄ーく、切っていました。
細かくするんじゃなくて、薄くするんです。
薄くすれば、入れ歯なしで、食べられるのです。
しかもそれは、自分でしてみれば、とても美味しくて、以来、泰子は、林檎もラ・フランスも、薄く切るようになりました。

世間並の体裁を受け入れられないなら、まずいのは我慢しろ!!

……という、世の中でございます。

体裁どおりでなかったら、いきなり流動食というふうに、考えがいってしまうよね。

まぁ、ふろふきは、ちゃんと味がしみてて、十分にやわらかいなら、ぶあついほうが、うまいけど。

このふろふきは、箸が使えなくても、二股になったものに刺せば、自分で口へ運べます。

しかも、こさえるほうも、ラクです。

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