歌人・辰巳泰子の公式ブログ

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考えた事

2012-06-04 08:13:28 | 日常
落ち着いた状態で、落ち着いたまま記事を書き、これでいいわって、そのときは、おもう。

でも、何か、着地すべきところに、着地していない感じが、つきまとって、どうしても、いっぺん、「ぷつっ」ときちゃう。

「ぷつっ」ときてから、突き詰めが、始まって、「はっ」として、着地する。
「ぷつっ」と、こないで、「はっ」としたいし、着地したい。

………………………………

ゆうべ、菊地容疑者が逮捕されて、オウム事件を読み直すうち、SNSでの勧誘が活発で、明らかにされたその手口まで知り、そのときは、被害に遭う人が増えないようにと思ったのでした。

それから、江川紹子さんが、(容疑者が)「生きててよかった」とコメントしたことを知り、すんごく、そのコメントを、イヤだと思いました。

平田容疑者が逮捕されたとき、江川さんじゃなく、被害者サイドの弁護士が、おなじことを言いました。

被害者サイドの弁護士が、容疑者に対し、「生きててよかった」というのと、ジャーナリストの江川さんが言うのとでは、意味が、変わってきます。

それから、江川さんのしてきた仕事を、思い出しました。
彼女は、出家信者でありながら、修行の名のもとに犠牲になった人たちのことを、いつも見つめていたと……。

得心がいきました。
で、やはり、若い人が、巻き込まれ、犠牲にならないように考えるのがいいと、着地しました。

考える途中で、おもいました。
「生きててよかった」というのは、江川さん自身のことでもあるのだなって。

想像だけど、ご自身も命を取られそうになって、「施設の中にいて、助けてといえず、助けを求めている人」と、お気持ちが、一つとなるまで、寄り添われたのではないでしょうか。

事件の解決にしか、真の助けがないから、尽力されたでしょう。
そして、まだ、解決していないのでした。
当座、鎮静した状態が、続いているというだけで、解決は、これから、なのでした。


(全然かんけいないけど、からだを張るからいいという考えには、賛成しません)



うるいのお浸し。
独特の泥臭い風味なので、家の人には、やや不評。
天ぷらのほうが美味しそう。
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