ご感想

もろもろ、皆さん、ありがとうございます！

ウェブでは、「かばん」に所属のとみいえひろこさんが、「月鞠」15号に、感想をお書きくださいました。

とみいえひろこさんのブログ「うたう」

とみいえひろこさんは、「かばん」「BLUESY」など、さまざまな同人雑誌にてご活躍中。
皆さんからの、ご恵送にも感謝!




月鞠の会では、佐藤元紀が、手紙をくれ、15号感想として、下記の部分の開示に応じてくれました。
（原文の旧字は、文字化けを恐れ、新字に替えさせていただきました）

《真狩さんの一連で、レアリテの備わつた確かな表現で一大決心の実行をめぐる心の動きが丁寧に詠まれてゐると思ひます。


家具家電ひとりで選ぶも初めてと言ふははづかし 四十七歳

風呂上がり全裸でうろうろすることも初体験でひとりどぎまぎ

初めからさうであつたかのやうにひとりの初日の静かに終はる


といふ印象深い歌があつて、結び近く


しどけなく真夏の昼を部屋にゐて折り目正しきひとに惹かれる

ゆふやみにいつもの角をぼんやりと曲がりて不意に朽ちた向日葵


という力作が並んだ様に立ち止まりました。
吉崎さんは、新仮名にしたからでせうか、犬がぐつと身近に感じられましたし、根本君はこれからに期待させられる二十首を出してくれたと思ひました。まだまだこれからですが、かういふ同人と一緒にやってゆけることに感謝しもつと詠んでゆかうと思つてゐます。》


同感です！

ところで、真狩浪子の作品は、エロいところがいいと、わたし、思うんです。
エロくないよりは、エロいほうがいいと、わたし、思うんです。
ご本人は、いたって清楚な方ですから、なおさら。