田川市石炭・歴史博物館のブログ

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「筑豊炭坑ことば」の中国語翻訳

2024年12月18日 | 日記

 

長年間かけて、「筑豊炭坑ことば 金子雨石著」の中文(簡体字・繁体字)翻訳作業は、遂に完成しました。

 内容は、著作の目録通りに

  • 地層・岩石・石炭(加工炭を含む) 
  • 坑道・掘進
  • 切羽・採掘
  • 火薬・発破
  • 支柱・仕繰
  • 運搬・運炭・選炭
  • 照明・通気・保安・測量
  • 機械・排水・電気
  • 生活・人事                                                           という九つの項目に分類して、合計1304個の筑豊炭坑ことばを、五十音図の順で訳しました。

 自分の勉強不足や炭坑経験がないなど様々な原因のため、この第一稿の翻訳文はきっと過ちが多いのが間違いありません。残念ですが、仕事の都合で、自分は改めでこの炭坑ことばを最初から、一つずつ確認して、修正する第二稿の完成ができなくなります。けれども、この第一稿は日本と中国(台湾)の炭坑文化を研究されている方に役立つことができれば、嬉しく思います。


秋の企画展が終了しました☆ミ

2024年11月26日 | 日記

みなさまこんにちは

11月24日をもって、秋季企画展「炭坑の機械たち」を終了しました

たくさんの方にご来館いただき、感謝申し上げます。

また、展覧会の開催にご協力いただいた皆様、ありがとうございました。

 

さて、企画展の展示については、

田川市石炭・歴史博物館の公式YouTubeでご覧いただけますので、

ぜひチャンネル登録等、お願いいたします。

→https://www.youtube.com/@tchm.city.tagawa.1983

 

次の炭坑記録画原画企画展は来年度の春を予定しています。

どうぞよろしくお願いいたします。


第5回たがわゼミナールのお知らせ☆ミ

2024年11月19日 | 日記

みなさん こんにちは

第5回たがわゼミナールのお知らせです。

今年度のたがわゼミは、「炭鉱」をテーマとして実施しています。

第5回は稲築地区公民館長の上野さんに、山野炭鉱の爆発事故について

お話いただきます!

開催日時:令和6年11月24日(日)13時30分から15時

講演:「昭和40年6月1日 山野炭鉱ガス爆発事故」

講師:上野智裕さん(稲築地区公民館長)

会場参加の場合の申込み

 方法1:博物館に電話(0947-44-5745)で申込み

 方法2:電子申請による申込み(以下のリンクにアクセスいただき申込みください)

https://shinsei.pref.fukuoka.lg.jp/T0NbbzUJ

 

今年度から講師の許諾があった場合は、ライブ配信も行なっています

ライブ配信はYouTubeを使用します

ライブ配信の場合の参加申込み

電子申請による申込み(以下のリンクにアクセスいただき申込みください。返信メールに当日の配信リンクが記載されています。リンクの再配布等はご遠慮ください)

https://shinsei.pref.fukuoka.lg.jp/l1xwp9UZ

 

皆様のご参加をお待ちしております

 

 


企画展コラボ動画を配信します

2024年11月10日 | 日記

田川市石炭・歴史博物館で現在開催中の企画展「ヤマの機械たち」では、田川市美術館の企画展「コールマイン未来構想 記憶を紡ぐー炭坑文化の未来を考える」とのコラボ動画をYoutubeで配信します。

○学芸員コラボトーク「石炭がつなぐアート&ヒストリー」

【前編】「炭坑の機械たち」編(田川市石炭・歴史博物館YouTube)

【後編】「コールマイン未来構想 記憶を紡ぐ」編(田川市美術館YouTube)

*【後編】は近日公開です(11/10現在)

企画展をわかりやすく(面白く?)、ご案内する動画です。ぜひご視聴ください!

 


遠賀川流域古墳・遺跡の同時公開を開催しました

2024年10月21日 | 日記
昨日、遠賀川流域古墳・遺跡の同時公開(秋季)を開催しました。
天候に恵まれ、遠くは東京都や愛知県から見学者が来られ、同時公開の魅力を感じることができました。
次回は春季(4月半ば頃)の予定です。
 
また昨日、第72回全日本吹奏楽コンクール(高校部門)が開催され、精華女子高等学校吹奏楽部(福岡県:九州支部代表)が
課題曲Ⅲとティエリー・ドゥルルイエル作曲「フラターニティー」で金賞を受けました  おめでとうございます!
「フラターニティー」は、フランスで実際に起きた炭鉱事故を基に作曲されたもので、部員達は8月に当館を訪問、炭鉱の様子などを勉強していました。
曲は重厚な場面は悲劇を表現しつつ、ゆったりと滑らかな流れの場面もあり、最後は暖かみを感じられます。
当館やその他の炭鉱施設を訪問したことが、演奏に欠かせないイメージがついたそうです。
受賞、本当におめでとうございます。