田川市石炭・歴史博物館のブログ

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特別企画展の炭坑記録画展示替え☆ミ

2017年11月27日 | 日記

みなさま、こんにちは

昨日開催のシンポジウム「近現代の世界記憶遺産」には、

たくさんの方々にご来場いただきました

どうもありがとうございました

内容詳細については後日またブログに掲載いたします

 

さて、現在博物館で開催中の特別企画展ですが、

炭坑記録画の展示替えをしました。

昨日のシンポジウムでも少し触れましたが、

世界記憶遺産登録の炭坑記録画は公開期間が決まっているので、

それを超える日数を展示する場合は、展覧会期間中に展示替えをします

そういうわけで、明日からは、また違った炭坑記録画をご覧になれます

一度展覧会にご来場いただきました方も、またぜひお越しください

京都府舞鶴市の舞鶴引揚記念館さん所蔵の貴重な資料も引き続き展示しています。

会期は12月24日(クリスマスイブ)までです

お待ちしております

 

 


いよいよ迫ってきました!

2017年11月21日 | 日記

寒暖の差が日に日に厳しくなってきました。

市内は今、市木(街路用)のイチョウが黄金色に輝いています

散歩や運転などしていると、楽しくなってきます

 

 

さて、

いよいよ11月26日(日)は、

田川市石炭・歴史博物館リニューアルオープン記念シンポジウム

『近現代日本の世界記憶遺産』が開催されます。

 基調講演やシンポジウムでは、様々な近現代の資料について、扱い方や未来へ引き継ぐ手法などの事例を、

田川市はもちろんのこと、京都府舞鶴市や徳島県鳴門市で実際、資料を扱っている担当者のお話を聞くことができます。

 

 

この機会を逃さず、多くのご来場、お待ちしております。

 


山本作兵衛翁著作物利用にあたってのお願い

2017年11月18日 | 日記

随分と冷え込みが厳しくなってきましたね。冬物衣服の準備は万全ですか

さて、先月新たに、

「上野三碑」(申請者:上野三碑世界記憶遺産登録推進協議会)

「朝鮮通信使に関する記録」(申請者:NPO法人「朝鮮通信使縁地連絡協議会」(長崎県対馬市)・釜山文化財団(韓国))

が日本で6・7件目のユネスコ世界記憶遺産(世界の記憶)に登録されましたね

 

そもそもユネスコ世界記憶遺産とは・・・
世界的に重要な記録物への認識を高め、
最適技術による世界の記録遺産の保存促進
記録遺産の一般公開支援
記録遺産の存在及び重要性の世界的な普及啓発
を目的とし、1992年に開始しました。
審査は2年に1回行われ、1か国からの申請は1回につき2件以内とされています。
ちなみに、2017年10月時点、全世界で427件登録されていますhttps://en.unesco.org/programme/mow

 

田川市石炭・歴史博物館が所蔵する「山本作兵衛コレクション」は

日本で1件目のユネスコ世界記憶遺産のため、

大変ありがたいことに今回、「上野三碑」と「朝鮮通信使に関する記録」登録の際、

さまざまなメディアで取り上げていただきました

ユネスコ世界記憶遺産登録後、

それまで以上に「山本作兵衛コレクション」を書籍等に掲載いただいています。

ありがとうございます


「山本作兵衛コレクション」は、著作権法に基づく保護期間が続いています
ですから、たとえば「炭坑記録画」を使用するためには利用許諾申請をお願いしています。
使おうとお考えになったら、まずは博物館へお問い合わせください
:0947-44-5745、sekaikiokuisan@lg.city.tagawa.fukuoka.jp
下記URLでも申請に関する案内を公開しています。
http://www.joho.tagawa.fukuoka.jp/y_sakubei/kiji0033796/index.html


そして、2015年に登録された「舞鶴への生還」(申請者:京都府舞鶴市)資料を、

現在博物館で展示しています。ぜひご来館ください
※もちろん、このチラシを作るためにも、著作物の利用承諾申請を行っているんですよ~

 


特別企画展のお話し☆ミ

2017年11月13日 | 日記

こんにちは~

少しずつ寒くなってきていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

さて、10月31日から開催している特別企画展では、

山本作兵衛コレクションと同様に世界記憶遺産(ユネスコ「世界の記憶」)に登録されている

「舞鶴への生還」資料(実物資料)を展示、ご紹介しています。

舞鶴は引揚の港でした。そして、中国大陸からの引揚者を多く迎え入れた場所です。

特に、シベリアに抑留された方々は、大変な生活を経たのち帰国されています。

舞鶴引揚記念館さんでは、引揚に関する資料を多数保管・展示しており、

それらのうち570点が平成27年に世界記憶遺産に登録されています。

今回は舞鶴からはるばる資料をお借りして、田川で二つの世界記憶遺産を同時公開することができました

私の頭の中では、「舞鶴」→「引揚」→「岸壁の母」と連想していくのですが、皆さまいかがでしょうか。

「岸壁の母」(または「岸壁の妻」)という呼び名は、

引き揚げてくる夫や子を岸壁で待ち続ける妻や母の姿からつけられました。

この「岸壁の母」をテーマとした歌やドラマも作成されているため、

ご存じの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

この「岸壁の母」のモデルとなったのは、消息を絶った息子・新二さんを待ち続けた「端野いせ」さんです。

今回の特別展では、端野いせさんが、新二さんへ届けてくださいと、

舞鶴引揚援護局に送られた直筆ハガキを公開しています。

一人息子を想う母親の気持ちがあふれでるハガキですが、

舞鶴引揚援護局からは宛先不明の付箋がつき戻ってきてしまいます。

結局、新二さんは戻らず、端野いせさんは81歳でお亡くなりになりました。

ちなみに、舞鶴市は京都府の中でも日本海側に位置し、田川からだと5時間以上かかります。

この機会にぜひ田川市石炭・歴史博物館へお立ち寄りください

そして、11月26日(日)には関連シンポジウムも予定しています

(詳細・お申込み受付は0947-44-5745博物館までお願いいたします)

 

ではまた~


コールマインで大盛り上がり‼

2017年11月05日 | 日記

田川の秋の風物詩といってもいいのではないでしょうか?

TAGAWAコールマイン・フェスティバル~炭坑節まつり~が昨日から始まりました

この2日間は、石炭記念公園から流れてくるおいしそうなにおいにメロメロです

さて、昨日は、当博物館前の広場でTAGAWAキャンドルナイト2017。

スタッフのみなさんは、明るい時間から準備されていました

午前中は…

 

そして夕方近くには…

 

そしてそして夜になると…

 

幻想的かつどこか厳かな雰囲気です

キャンドルの明かりに加えて、ライトアップされた竪坑櫓と二本煙突もパチリ

 

ちょうどお月さまもきれいな満月でしたので、竪坑櫓とパチリ

たくさんの人たちでにぎわっていました

本日は最終日。公園内のステージでは、伝統芸能などが披露されます。

15時30分からは、まつりのフィナーレを飾る「炭坑節総踊り」が行われます。

心をひとつに広がる踊りの輪を見学…いえいえ、ぜひぜひ参加してくださいね~

 

もちろん、博物館も開館しています。

「舞鶴への生還と山本作兵衛コレクション」~近現代日本の世界記憶遺産展~絶賛開催中です。

コールマイン・フェスティバルの行きに帰りに、ぜひぜひお立ち寄りくださいね~

詳しくは下記サイトをご参照ください。

http://www.joho.tagawa.fukuoka.jp/kiji0035105/index.html