田川市石炭・歴史博物館のブログ

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石炭・歴史博物館再オープンしました!!!

2017年04月29日 | 日記

石炭・歴史博物館は、本日4月29日(土・祝)無事に再オープンしました!!!

開館時間前には、オープニングセレモニーとして、教育長と館長と一緒に、地元の子どもたち約40人がお祝いのくす玉をオープン!

ちなみに、このくす玉は当館職員の手づくりなのです

「祝博物館再オープン」と書かれた垂れ幕と色とりどりの紙ふぶきが舞うと、会場は拍手の渦に包まれました

そして、開館時間の9時30分を迎えてからは、次々とお客様にご来館いただいております。ありがとうございます

本日から5月28日(日)まで、リニューアル記念企画原画展として「ユネスコへの27枚-世界記憶遺産登録の意義と課題-」と題した展覧会を行います。(5月8日・15日・22日は休館日です)

ぜひぜひお立ち寄りくださいね~

ちょっとですが、オープニングセレモニーの様子をご紹介します。興味があるよ~という方は、下のURLをクリックしてみてくださいね。(YouTubeに移動します)

https://www.youtube.com/watch?v=bCkIi0rD6SE

 


博物館の改修をチョイ見せ♪ ⑧

2017年04月27日 | 日記

みなさん、こんにちは!

・③・④・⑤・⑥・⑦に引き続きまして、『田川市石炭・歴史博物館』の改修部分につきまして、『チョイ見せ』させてイタダキマス♪



最後にご紹介するのは、Wi-Fi(ワイファイ・無線LAN)を活用した、無料の館内解説ガイドについてデス!!



こちらの館内ガイド、お手持ちのスマートフォンやタブレットなどを使って、音声による解説ガイドを聞くことができるという、ナントモハイテクな仕組みデス。

しかも、日本語だけでなく英語、中国語、韓国語にも対応しておりマス!



対応しておりますのは、博物館の1階部分デス。
1から9までの解説が準備されておりまして、展示内容に沿った詳しい解説を、音声で聞くことが可能なんデス♪



館内に設置されております、上の写真のような目印を見つけたら、ぜひWi-Fiの無料解説を使ってみてくださいネ!


ということで、チョイ見せブログその⑧をお届けいたしました。

いよいよ再オープンまであと2日とナリマシタ!
スタッフ一同、笑顔で皆さまをお迎えできますよう準備しておりますので、ぜひ、今年のゴールデンウィークには、福岡へ、筑豊へ、田川へ、そして田川市石炭・歴史博物館に遊びにきてくださいマセ♪

【重要なお知らせ】
田川市石炭・歴史博物館本館の再オープンについて


博物館の改修をチョイ見せ♪ ⑦

2017年04月19日 | 日記

みなさん、こんにちは!

・③・④・⑤・⑥に引き続き、『田川市石炭・歴史博物館』の改修部分につきまして、『チョイ見せ』させてイタダキマス♪



今回のチョイ見せは、本館の1階部分にあたる第1展示室についてデス。

石炭のなりたちから、炭鉱開発の歴史、手掘り採炭から機械採炭への変遷や、石炭の輸送、そして石炭の利用といった石炭についてイチから学べるこちらの展示室です。
ご来館の皆さまからもケッコウ人気がありマス。



歴史を彩った著名な炭坑王とも呼ばれる創業者の解説トカ。



手掘り採炭の原寸大ジオラマ展示などが人気デス。

今回の改修では、大幅な変更点は少ないのですが、経年で劣化しておりました解説パネルなどが全てリニューアルされまして、見やすくなりマシタ。

また、博物館が所在する場所が「三井田川鉱業所」の伊田坑跡地であることに関連しまして、今回の改修で「三井田川鉱業所」の歴史について学べる展示がデキマシタ。



現在鋭意進行中ですので、再オープンをお楽しみにしてくださいネ!

ということで、チョイ見せブログその⑦をお届けいたしました。
4月29日の再オープンまで、チョコチョコと更新させていただきますので、次回をお楽しみに♪

【重要なお知らせ】
田川市石炭・歴史博物館本館の再オープンについて


訓練坑道

2017年04月07日 | 日記

みなさん、こんにちは!

さてさて、タイトルにあるます『訓練坑道』という言葉を聞いたことありますか?
もし、「知ってる!」って方はかなりの炭鉱マニアデス。

九州における三井財閥の炭鉱というと、当博物館の所在する『三井田川』と大牟田と荒尾にまたがる『三井三池』が有名デスガ、実は筑豊にもうひとつありマス。

旧嘉穂郡稲築町【いなつき】(現嘉麻市)にあった『三井山野』鉱業所がそれデス。

田川市と船尾山を挟んで反対側に位置するこの炭鉱に、『三井山野鉱業学校』という、炭鉱の中堅技術者を養成する学校がありました。
そこの学生たちが昭和32年から実習を兼ねて手造りで建設したのが、「三井山野鉱業学校訓練坑道」デス♪



場所は旧稲築町の町制四十周年記念公園の中にあります。



まだ草ボウボウの時期でしたので、イマイチ分かりにくいですが、入口はこんな感じです。





案内看板によると、捲卸【まきおろし】(主要運搬斜坑道)が50m、曲片【かねかた】(水平坑道)が40m、扇風道【せんぷうどう】(排気用水平坑道)40mとナカナカの規模のものです。



三井山野の訓練坑道以外にも、直方市石炭記念館に訓練坑道が残っています。



ここは、落盤・ガス・炭塵爆発などの炭坑の事故に対応するため救護隊の養成、訓練目的で明治45年に建設(大正14年改築)されたもので、前記の訓練坑道と違い地上に造られているのが特徴デス。

実際に坑道内に煙や蒸気を通して、救命器を身に着け実践さながらに訓練を行い、 昭和43年に閉所するまで約1万人の救護隊を養成したそうです。

坑内での作業は、ひとつ間違えば命に関わるシビアなものですので、このような施設で技術を磨いていたのですネ!

機会があれば一度観に行ってみてくださいマセー。

【重要なお知らせ】
田川市石炭・歴史博物館本館の再オープンについて


博物館の改修をチョイ見せ♪ ⑥

2017年04月05日 | 日記

みなさん、こんにちは!

・③・④・⑤に引き続きまして、『田川市石炭・歴史博物館』の改修部分につきまして、『チョイ見せ』させてイタダキマス♪



今回のチョイ見せは、当館展示の目玉でもありますユネスコ世界記憶遺産(世界の記憶)「山本作兵衛コレクション」をご覧いただく、本館2階の第2展示室についてデス!

博物館改修のなかで一番変わったのはこの部屋デシテ、まず入口には風除扉(自動ドア)を取り付けマシタ。



ご存知の方も多いと思いますが、山本作兵衛コレクションの炭坑記録画が描かれている画用紙は、変色しやすい近代の「酸性紙」が使われているため、非常に管理が難しいものデス。

そのため、光線や温湿度には特に気を配らなくてはナリマセン。

そこで、今回の改修で、温度や湿度を一定に保つ設備を導入しました。
ちなみの、展示室入口の自動ドアも、外気の影響を軽減する工夫です。
貴重な原画を保護するため、ストレスを与えないような展示環境を整えマシタ♪



博物館の改修が完了したことで、田川市だけでなく日本人にとって、そして人類にとって大切な遺産である山本作兵衛翁の炭坑記録画を、次の世代、そしてさらに先の世代まで受け継いでいくための環境づくりを行ないました。

展示室内につきましては、現在最終調整を行なっておりマス。
平成29年4月29日以降にご来館いただき、お確かめくださいマセー。

ということで、チョイ見せブログその⑥をお届けいたしました。
4月29日の再オープンまで、チョコチョコと更新させていただきますので、次回をお楽しみに♪

【重要なお知らせ】
田川市石炭・歴史博物館本館の再オープンについて