田川市石炭・歴史博物館のブログ

〒825-0002 福岡県田川市大字伊田2734番地1
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クリスマスイブの田川市

2015年12月24日 | 日記
こんにちは!

いよいよ2015年もあと一週間。
新しい年に向かって、博物館もバタバタと準備中です。

そして、今日はクリスマスイブ。
田川市では伊田駅前の彦山川の河川敷で、高さ50メートルを超えるイルミネーションのクリスマスツリーが登場しました!



昨日、閉館後に観に行ってみましたが、とってもキレイでしたよー。

NHKニュースはコチラ

ということで、伊田駅を挟んで高台に位置する田川市石炭・歴史博物館でも、コラボレーションで二本煙突と竪坑櫓をライトアップしております♪



お近くにお立ち寄りの際は、ぜひ夜空に浮かび上がる田川市のシンボルをチェックしてくださいネ!

さて、先日田川市立弓削田小学校、香春町立勾金小学校の皆さんからのお手紙をご紹介いましましたが、またまた新しいお手紙をいただきましたヨ!





田川郡川崎町の真崎小学校三年生の皆さんからです♪

当館には、蒸気機関車がホンモノの9600型ナンバー59684と、ミニチュアのD51型が展示しておりますが、コレで3台目!?

チョット早いクリスマスプレゼントに、スタッフ一同大感激でした。

入り口ロビーに貼らせていただきましたので、ご来館の際はぜひチェックしてくださーい!

田川市石炭・歴史博物館ホームページ

博物館大規模改修のお知らせ

2015年12月19日 | 日記
こんにちは!

本日の田川市は、気温が低く寒い朝でしたが、気持ちの良い晴天の一日となっております♪

朝から団体のお客さまがみえられ、ボランティアガイドの原田さんが謳う炭坑節が響き渡る、賑やかな土曜日デス。

さて、先日、田川市立弓削田小学校の皆さんからのお手紙をご紹介いたしましたが、今度は田川郡香春町の勾金小学校三年生の皆さんから、お手紙とイラストをいただきました♪





いろいろなイラストを描いてくれていますが、一番人気はやっぱり『たがたん』ですネ!
みんな上手に描いてくれて、たがたんも喜んでマスヨ!

たがたんブログ



さてさて、いよいよ年も押し迫りまして2015年もあと二週間足らず。

田川市石炭・歴史博物館から、重要なお知らせです。

当館は12月28日から1月4日まで年末年始のお休みをいただきまして、2016年1月5日より、大規模改修工事のため『本館部分』を休館とさせていただくことになりました。

開館以来32年振りの大規模改修となりまして、リニューアルオープンは再来年、2017年4月を予定しております。

博物館をご利用いただいております皆さまには、たいへんご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご理解いただきまして、ぜひリニューアルの際にはまたご来館いただければ幸いデス。

ただし‼︎

炭坑住宅を復元した『ふれあい館』については、本館の休館中も部分開館させていただき、『観覧料無料』にてご覧いただけます‼︎‼︎

山本作兵衛コレクションの複製画も、ふれあい館にて常設展示を行いますので、お近くまでお寄りの際はぜひ遊びにきてくださいネ!

田川市石炭・歴史博物館ホームページ

オラが町の博物館

2015年12月09日 | 日記
こんにちは!
今日は青空が広がり、気持ちの良い朝を迎えております田川市。



博物館前の石炭記念公園からは、田川のシンボル香春岳や、夏吉のボタ山もハッキリ見えております。

さて、当館には全国各地から、また幅広い年代の方々がお越しいただいておりますが、この時期とっても多いのが、小学校の社会科見学です。

田川市近郊の小学校はもちろん、北九州などからも元気いっぱいの子ども達が遊びにきてくれます。

見学の行程に時間に余裕があるときは、見学後にガイドさんによる質問のコーナーを行うのですが、子どもだからこその視点の疑問や質問があり、逆に勉強になることもありますネ。


そんな中、嬉しいプレゼントが博物館に届きました!

先日見学に来てくれた、田川市立弓削田小学校三年生から、見学の感想を書いてくれた寄せ書きです♪





こんな風に、自分の町の博物館を知ってもらい、興味を持ってもらえるのは、スタッフとしてもとっても嬉しいデスネ。

なお、当館では子ども達に博物館に親しんでいただくために、ふたつの対応を準備しております。

ひとつは、「学校教育法第1条に規定する学校の学習活動として、児童、生徒及び学生並びに引率者が観覧するとき」、所定の手続きで、観覧料が無料となります。

簡単に言うと、
『学校の社会科見学などは、申請していただければ、ご入館無料!』
ということです♪

あとひとつが、
『毎週土曜日は、高校生以下の子どもは、ご入館無料!』
の対応です。

ひとりでも多くの子ども達に、博物館に興味を持ってもらえればと思いますので、ぜひ遊びにきてくださいネ!

田川市石炭・歴史博物館ホームページ

インターンシップ第三弾

2015年12月03日 | 日記

こんにちは!

本日の博物館ですが、高校生の男子生徒が2名、インターンシップの一環として職場体験に来てくれています。
「インターンシップ」と横文字で書かれると、チョット分かりにくいですが、目的は「学生が在学中に自らの専攻、将来のキャリアに関連した就業体験を行うこと」と、幅広く定義されているそうです。

ということで、2人にも博物館を探検してもらいまして、その感想をブログにしてもらいました♪

福岡県立田川高校2年生 I君&A君

『今日僕達は田川市石炭・歴史博物館に職場体験にきました!

2人とも田川郡に生まれ育ったのですが、ここに来たのは初めてでした。
あまり博物館の展示内容のことを知らなかったのですが、ユネスコの世界記憶遺産に登録されている山本作兵衛さんの描いた炭坑画を間近で見ることができました。

博物館の外、石炭記念公園では、日本の近代産業化に貢献した石炭を発掘するために建てられた、竪坑櫓や煉瓦造の二本煙突がありました。
今まで遠目では見たことがあったのですが、近くで見るとすごい迫力でした!





ほかにも、石炭といっても色々な種類があることや、「月がでたでた~月が~」で有名な炭坑節の煙突は、二本煙突がモデルになっていたことに驚きました。





また、炭坑での仕事は今では考えられない程、危険を伴う仕事だったと言うことも学べ、石炭産業について理解を深めることができたと思います。

今回の職場体験では、地元生まれなのに知らなかったことを、たくさん知ることが出来、とても勉強になった1日でした。』

今回のインターンシップで、中々知ることのできない博物館の裏側について興味を持ってもらって、何らかのカタチでも役に立ってくれると、スタッフとしても嬉しいですネ♪

田川市石炭・歴史博物館ホームページ


シンポジウム「遺跡・古墳から見える筑豊」に関連して

2015年12月01日 | 日記

上記のシンポジウムが西日本新聞社の後援で

11月29日に福智町で開催されたという記事がありました。

 

飯塚市歴史資料館の島田光一館長の基調講演で

「筑豊は縄文時代から各地の文化が交わる場所だった」とあります。

 

縄文時代の黒曜石の石器に佐賀県伊万里産と大分県姫島産とがあり、

両方が筑豊で出土しているそうです。

 

実は当博物館にも石炭以前の田川の歴史の展示があり。

縄文時代の石器も展示されています。

英彦山のふもとのズイベガ遺跡から出た7千年ほど前の矢じりなどです。

どちらからのものかは確認できませんが上の記事で原石の出所がわかり参考になりました。

 

歴史展示には弥生時代の石器・土器・青銅器、古墳から出た鉄剣等の遺物もあります。

珍しい馬型埴輪と武人の埴輪、鉄の鎧なども展示していましたが、

現在は国立博物館での展示などのため貸し出し中で残念ながら見られません。

しかし丹念に見ていただければここ田川が古代に先進文化の交差点の一つであった事が

お分かりいただけると思います。

 

御来館の節は「山本作兵衛コレクション」とあわせて第3展示室の歴史展示も

どうぞご覧になってください。