田川市石炭・歴史博物館のブログ

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台湾炭坑の写真(4)

2023年05月21日 | 日記

2023年3月3日のブログに引き続き、台湾・瑞三炭鉱・猴硐炭坑の周朝南さんの写真を紹介致します。

今回の内容は、台湾の炭坑の石炭運搬に関するものです。

 

まず、運搬作業に関する言葉は、日本語を台湾語に変換すると、次のようです。

「炭坑夫」→「煤礦工人(mei kuang gong ren)」、

「石炭」→「煤炭(mei tan)」、

「炭車/トロッコ」→「煤車(mei che)/煤炭車(mei tan che)」、

「石炭の積み込み」→「裝車(zhuang che )」

「炭車を押す」→「推車(tui che)」、

「巻上機」→「捲揚機(juan yang ji)」。

 

次に、石炭運搬に関する写真を紹介します。

坑内で石炭を積み込む

 

積み込み済の炭車が運搬坑道へ

 

巻上機で引き揚げ、炭車が坑口を出た

 

これから選炭場へ

 

次回は、選炭場及びボタ山に関して紹介する予定です。

 

 


須佐(弓削田)神社神幸祭の獅子舞

2023年05月13日 | 日記

4年振りに須佐(弓削田)神社神幸祭の開催です。

神事の後、本来は外で獅子舞が行われますが、今日は雨が降っていましたので社の中で奉納が行われました。

その後、神輿を担いで御旅所へ。

残念ながら、雨の影響で山笠が練る姿は、来年にお預けです。

神輿が御旅所に到着頃に雨は小雨となり、再び獅子が舞いました。

地区の祭りが開催できたこと、大変嬉しかったです。


悉皆調査の様子

2023年05月10日 | 日記

快晴に恵まれ、位登地区の悉皆調査を行いました。

本日の調査はその道に詳しい方が、遥々、大分県から援軍として参加。

昨年度から何度も現地を歩いてきましたが、詳しい方と怪しい所を確認し、地図等と照合しました。

その結果、我々が求めるものではなかったのですが、新たに発見できたこともありました。

下の写真は、新たに見つかった場所の写真です。

なかなか伝わりにくいと思いますので、赤線で示してみました。

写真左側と右側が高く、真ん中付近が凹んでいます。

発見したのは、使われなくなった「道」の痕跡です。

凹み具合から推察すると、かなり使われていた「道」と考えられます。

 

今回の調査では目的とする結果が得られませんでしたが、各地区を歩くことで新たに発見が悉皆調査の醍醐味です。

そもそもこの手がかりは、地区の方々からお話を伺ったことが始まりです。

今後も各地区でこのような調査を継続していきますので、見かけることがあれば気軽にお声かけください。