田川市石炭・歴史博物館のブログ

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Kidsイベント最後はキャンドル&モビールづくり

2019年08月30日 | 日記

みなさん、こんにちは。

夜になると虫の音が聞こえてくるようになりました。
もうすぐ夏も終わりに近づいているようですね

さて、当博物館恒例の夏休みKidsイベントですが、
8月24日に「石炭キャンドル&モビールづくり」を行いました。

昨年から始まった石炭キャンドルづくり。
今回は、石炭を使ったモビールづくりも追加しました。

まずは石炭キャンドルづくりからご紹介
石炭のかけらをメーンに、色のついた砂やキラキラした飾りを容器に入れていきます。

半分くらいまで飾り付けたら、いったんジェルで固めます


ジェルがある程度固まったら、飾りつけ再開
世界にひとつだけしかない、オリジナルの置物をつくっていきます。




もう一度ジェルを流し込み、芯を好きな長さに切って完成


モビールづくりもご紹介します
石炭を細い針金にしっかり結びつけます


あとは、太い針金にうまくバランスをとりながら取り付けて完成です


2つの完成品を持ってにっこり



みなさん、見事な作品です

このイベントをもちまして、今年の夏休みKidsイベントは終了です。

来年の夏休みもいろんなイベントを考えて、みなさんのお越しをお待ちしていま~す


教職員研修講座☆ミ

2019年08月24日 | 日記

みなさん こんにちは

夏もそろそろ終わりでしょうか…今日はそこそこ涼しかったですね

夏休み、楽しまれましたでしょうか?お疲れでしょうか?

 

さて、学校は夏休み、とはいえ、先生方は忙しい日々をすごしておられます。

その忙しいところ申し訳なくも、当館では、田川市内の小学校・中学校

の先生方にご来館いただいて研修会を開催しています

今年度は、近年の文化財の状況についてと学芸員のお仕事紹介&やってみよう

でした。

今、博物館や文化財がどのような状況なのかを把握したうえで、博物館が何を

しているのか、学芸員が日ごろどのようなことを仕事としてやっているのか、

を知っていただき、学校教育現場と博物館の相互理解を深めて今後も田川の

子ども達のために一緒に頑張っていけたらいいなという内容でした。

参加くださった先生方、とても積極的な姿勢で研修に取り組んでくださって、

ワタクシ、感動いたしました

ありがとうございます

 

と、いうわけで、研修の様子をすこしご紹介します

 講義のあと、館内を展示や環境についての解説とともに見学

   

 

その後、グループに分かれて、資料を使って実際に展示を作ります

試行錯誤する先生方…一生懸命取り組んくださっています

   

 

最後は発表などをして終了しました

先生方、お疲れさまでした

そしてありがとうございました

また来年もよろしくお願いします

 

では、みなさま、またお会いしましょう

  


「馬形はにわづくり」をしました!

2019年08月18日 | 日記

8月も段々と終わりに近づいてきましたが、まだまだ暑さが続きますね
みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

夏といえば、田川市石炭・歴史博物館では「夏休みkidsイベント」を行っています。
そして、8月17日には「馬形はにわづくり」を開催しました


博物館には、実際に田川市内の猫迫1号墳で発見された馬形はにわがあります。
第3展示室にいるので、ぜひ会ってみてくださいね

この馬形はにわは、細部まで忠実に表現されていて、とても貴重なものです。

短い足や愛らしい顔が魅力的です  

今回のイベントでは、本物のはにわに似た色の粘土を使ってオリジナルの馬形はにわをつくっていきます。
どんな馬形はにわができるか楽しみですね。

まず骨組みに粘土を巻きつけて馬の形をつくっていきます。

 

ポイントは、粘土のつなぎ目をいかにして滑らかにするかということです。
馬の形を作るのは意外と難しいようです
「何の動物か分からない」というような声もきかれました。

 

さあ、根気強く頑張っていきましょう

耳やたてがみを付けてさらに馬の形に近づけていきます。

みなさん作ったお馬さんの上に自由に人や動物を乗せたり、手綱や鞍を付けたり、今にも動き出しそうなはにわを作っていました


 
とても熱中して楽しく馬形はにわを作っていて、たくさんの素晴らしい作品ができました。参加してくださった方々ありがとうございました
来週の8月24日は「石炭を使ってつくろう!キャンドル&モビール」を実施します
10:00から始まる午前の部は、ありがたいことに満員御礼です。 13:30からの午後の部は、定員数に若干の空きがあるので、早めのご予約を!


夏休キッズイベント勾玉づくり&人形浄瑠璃体験

2019年08月13日 | 日記

みなさん、こんにちは

学校の夏休みも、気が付けばもう後半戦です。
宿題の進み具合はいかがでしょうか

さてさて、恒例のイベントとなっております
夏休みキッズイベントですが、今年もやってますよ~

まずは、8月3日に行われた勾玉づくりです。
古代のアクセサリーの勾玉は、
田川市内でも長谷池横穴墓群などから出土しています。

イベントでは、作りやすいように少しやわらかめの石を準備してますので、
その石を、ひたすら削っていきます。

どんどんどんどん削っていきます。


最後に紙やすりなどで磨いて完成です

かわいくできました

そしてそして、8月10日は、伊加利人形浄瑠璃ミニ体験です

伊加利人形浄瑠璃は、慶応年間(1865年~1868年)から
今に伝わる伝統的なものです。

保存会のみなさんに手伝ってもらって、頭の部分を操作します。


実際の人形も持ってみますよ。重たいかな~


最後は、保存会のみなさんによる実演です


夏休みのよい思い出になったならうれしいです。

残りのメニューの様子は、またブログでご紹介しますね~


神功皇后伝説No.2

2019年08月02日 | 日記

みなさん、こんにちは

前回は風治八幡宮に伝わる「神功皇后御腰掛石」を紹介しました。

田川市にはこの神功皇后にまつわる伝説地がもう一か所あるのです。知っていますか?

ということで、今回は神功皇后伝説第2弾です

場所は国道201号線、川宮の「若咲神社バス停」横です

   

                              神功皇后御水鏡伝説地

その昔、朝鮮出兵を終えて帰国した神功皇后は、筑前国加陀里(かだのさと=現.宇美町)で御子を出産しました。

それから京へ戻る途中、しょうけ越えをして大分里(だいぶのさと=旧.筑穂町、現.飯塚市)に入り、

綱分(つなわき=旧.庄内町、現.飯塚市)から関の山を通って弓削田に着きました。

                  

                                若咲神社

皇后はそばにあった池のほとりで休息し、池の水に自分の顔を写して「まだ、顔の色 艶はなくなっていない

若さも衰えてなく、 木に咲く花のようだ。」と言ったそうです

それでこの池を若咲池(わかさがいけ)と呼び、この地に神社を建立して若咲神社としました。

それからこの地から箱根(現在地不明)というところを通って位登宮(現. 位登八幡神社)まで行ったということです。

風治八幡宮の「神功皇后御腰掛石」伝説には見られない、皇后の田川へ入る経路にふれた伝説です。