ピートモス用土での植え替えの方法を記事にしたいと思います。
今日はこちらを植え替えてみたいと思います。
California Victory
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葉挿しからの苗です。
直径16cmくらい。
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根がちょっと出ています。ウィック栽培です。
①鉢から抜く
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根張りはバリバリというほどでもないのですが、窮屈そうなので鉢増しついでに植え替えてしまいます。
②新しい鉢にウィック紐を通す
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ウィック栽培でない方は無視して大丈夫です。
③用土を入れる
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鉢底には“何も”入れないこと。
パーライト、ミリオン大粒、カキガラを一切入れません。
理由は鉢底にこれらを入れると水はけが良いと思われるでしょうが、実は水分や空気の循環が悪くなるんです。
老廃物も細かい用土から粗い用土へは簡単に流れず、用土と鉢底のパーライトの境目でストップしてしまいます。
そうなると鉢内で有害物質が溜まってしまうことになりかねません。
特にウィック栽培ではなく、上から水やりのスタンダードな方法では重要な事です。
因みに私も上から水やりをしますので(老廃物を鉢外に排出するため)このようにしています。
みなさんは植え替えの時、鉢の内側にべっとりと白い粉のようなものが残っていませんか?
それって鉢外に老廃物や肥料の有害成分が排出されていないということですよ。
私の場合、肥料を薄めに少なくしているので、鉢内に老廃物が付着していることはありません。
ロシアやウクライナでも同じく鉢底に何も入れていません。
ウィック栽培はそもそもセントポーリアの葉に水がかかるとリングスポットになるおそれがあるためにウィックで下から給水させているのであって
つまりは人間の都合であって、一番良いのは上から水やりなんですよね。
ミリオンを用土に混ぜるのはアリだと思います。
でもカキガラは水のphが低い軟水地域以外はおススメしません。
当地のように水道水のphが7.8〜8.2くらいある場合は余計にアルカリに近づいてしまうので
ミネラルや栄養素が吸収されなくなってしまいます。
私は浄水器を通してph6.5くらいの水を使っています。
セントポーリアはなるべくアルカリに近づけるという情報をちらほら見ますが
世界共通認識として、セントポーリアの適切なphは5.8〜6.2の弱酸性です(おおむね5.5-6.5の範囲)
④用土の下1/3〜1/4をほぐす
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根がそれなりに張っている場合は、根土の下をほぐします。
あまりにほぐすと根が痛みが激しくなるのでほどほどに。
⑤鉢にセントポーリアを入れる
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画像の高さになる程度に用土を入れます。
植え付ける時は、指で軽く押して少しキツめに入れます。
理由は水苔栽培では常識ですが、ゆるくふんわり入れてしまうと、それだけ用土に水を含んでしまい
根腐れの原因となるからです。
⑥植え替え完了
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ウィック栽培でなく上から水やりの場合は、一旦上から水を軽く与えます。
ジャバジャバ与えずに全体が湿る程度です。
⑦ウィック容器に水を入れる
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容器に入れる水は全体が湿る程度です。
用土の表面も軽く濡らした方が良いでしょう。
上から水やりもウィック栽培も、この後は乾くまで(1週間程度)水やり不要です。
当然、肥料もNGです(根が伸びない、傷んだ根にダメージを与えます)
根をあまりいじっていない場合は、その後通常の管理です。
根をかなりいじった場合は、2週間は肥料を与えません。
こんなに暑いのに外では木立性ベゴニアが咲いています。
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ベゴニアも暑さには強くないですね〜。
直射日光が当たって結構葉焼けしてしまいました。
マクラータ・北斗七星、流れ星、アナン・グレイス、ハルカスミなどなど。。。
増やしすぎて差し上げたのですが、まだまだ同じ品種が複数づつダブってます。
ある本より
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今日はこちらを植え替えてみたいと思います。
California Victory
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葉挿しからの苗です。
直径16cmくらい。
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根がちょっと出ています。ウィック栽培です。
①鉢から抜く
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根張りはバリバリというほどでもないのですが、窮屈そうなので鉢増しついでに植え替えてしまいます。
②新しい鉢にウィック紐を通す
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ウィック栽培でない方は無視して大丈夫です。
③用土を入れる
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鉢底には“何も”入れないこと。
パーライト、ミリオン大粒、カキガラを一切入れません。
理由は鉢底にこれらを入れると水はけが良いと思われるでしょうが、実は水分や空気の循環が悪くなるんです。
老廃物も細かい用土から粗い用土へは簡単に流れず、用土と鉢底のパーライトの境目でストップしてしまいます。
そうなると鉢内で有害物質が溜まってしまうことになりかねません。
特にウィック栽培ではなく、上から水やりのスタンダードな方法では重要な事です。
因みに私も上から水やりをしますので(老廃物を鉢外に排出するため)このようにしています。
みなさんは植え替えの時、鉢の内側にべっとりと白い粉のようなものが残っていませんか?
それって鉢外に老廃物や肥料の有害成分が排出されていないということですよ。
私の場合、肥料を薄めに少なくしているので、鉢内に老廃物が付着していることはありません。
ロシアやウクライナでも同じく鉢底に何も入れていません。
ウィック栽培はそもそもセントポーリアの葉に水がかかるとリングスポットになるおそれがあるためにウィックで下から給水させているのであって
つまりは人間の都合であって、一番良いのは上から水やりなんですよね。
ミリオンを用土に混ぜるのはアリだと思います。
でもカキガラは水のphが低い軟水地域以外はおススメしません。
当地のように水道水のphが7.8〜8.2くらいある場合は余計にアルカリに近づいてしまうので
ミネラルや栄養素が吸収されなくなってしまいます。
私は浄水器を通してph6.5くらいの水を使っています。
セントポーリアはなるべくアルカリに近づけるという情報をちらほら見ますが
世界共通認識として、セントポーリアの適切なphは5.8〜6.2の弱酸性です(おおむね5.5-6.5の範囲)
④用土の下1/3〜1/4をほぐす
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根がそれなりに張っている場合は、根土の下をほぐします。
あまりにほぐすと根が痛みが激しくなるのでほどほどに。
⑤鉢にセントポーリアを入れる
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画像の高さになる程度に用土を入れます。
植え付ける時は、指で軽く押して少しキツめに入れます。
理由は水苔栽培では常識ですが、ゆるくふんわり入れてしまうと、それだけ用土に水を含んでしまい
根腐れの原因となるからです。
⑥植え替え完了
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ウィック栽培でなく上から水やりの場合は、一旦上から水を軽く与えます。
ジャバジャバ与えずに全体が湿る程度です。
⑦ウィック容器に水を入れる
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容器に入れる水は全体が湿る程度です。
用土の表面も軽く濡らした方が良いでしょう。
上から水やりもウィック栽培も、この後は乾くまで(1週間程度)水やり不要です。
当然、肥料もNGです(根が伸びない、傷んだ根にダメージを与えます)
根をあまりいじっていない場合は、その後通常の管理です。
根をかなりいじった場合は、2週間は肥料を与えません。
こんなに暑いのに外では木立性ベゴニアが咲いています。
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ベゴニアも暑さには強くないですね〜。
直射日光が当たって結構葉焼けしてしまいました。
マクラータ・北斗七星、流れ星、アナン・グレイス、ハルカスミなどなど。。。
増やしすぎて差し上げたのですが、まだまだ同じ品種が複数づつダブってます。
ある本より
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